ニワゼキショウについて
分類はアヤメ科ニワゼキショウ属ニワゼキショウになります。
名前の由来はセキショウというサトイモ科の植物に似ていることから名付けられたそうです。
明治時代に日本やってきて、野生化した帰化植物になります。
剣形をした10㎝程の草丈で5~6月頃に5㎜から1㎝程の、赤紫色、白、ピンクの可愛い小さな葉を咲かせます。
観賞方法
鉢植え、庭植え等。
原産国
北アメリカ。
育て方
用土
水はけと水持ちの良い土を好み、細かい鹿沼土等が適しています。
水持ちが悪い時は細かく刻んだ水ゴケを混ぜてあげましょう。
肥料
やせた土でも育ってくれるので、特に肥料は必要ありません。
花付きを良くしたい場合は、開花期の春と秋に液肥や緩効性肥料を与えて下さい。
置き場所
日当たり、水はけ、風通しの良い場所で育てて下さい。
水やり
鉢植えの場合は土の表面が乾燥する前にたっぷりと水をあげます。
冬場は休眠期になるので、土の表面が乾いてから1~2日程経ってから控えめに水をあげて下さい。。
庭植えの場合は、水やりの必要はありませんが、夏場に長く雨が降らず乾燥がひどい時は水をあげて下さい。
植え付け・植え替え
3~4月頃か、9~10月頃が適しています。
容器に鉢底ネット、鉢底石を敷き、3分の1位まで用土を入れます。
苗を容器の中心に置いてあげ、株回りに土を足し苗を安定させて水をあげて下さい。
植え替える時は1年に1回を目安に、古い土と根を取り除いてあげて、ひとまわり大きな鉢に植え替えてあげましょう。
害虫
アブラムシが付く事があるので、見つけ次第駆除してあげましょう。
増やし方
種まき
花が終わると7月頃に種ができるので採種して、春か秋に種まきをして土の乾燥に注意しながら水をあげると2週間程で発芽してくれます。
株分け
株が成長し、これ以上大きくしたくない場合は株分けをしてあげましょう。
あまり細かく分けると枯れてしまう恐れがあるので、2~3等分程にして下さい。
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