【ミツバ】育て方・増やし方の方法

ミツバの群落の画像です。 山野草

ミツバについて

ミツバの葉の画像です。

分類はセリ科ミツバ属ミツバになります。

日本料理に使用される上品な香りのする香味野菜で、吸い物に浮かべたり、おひたしや和え物、サラダ、卵とじ、酢の物、天ぷら等に幅広く利用されています。

名前の由来は1本の茎に3枚の葉が付く事から名付けられたそうです。

生育旺盛で手間があまりかからないので初心者の方でも育てやすい植物になります。

 

原産国

日本。

 

 

 

 

育て方

ミツバの群落の画像です。

 

用土

市販の葉野菜用の培養土や野菜用培養土・赤玉土、腐葉土、バーミキュライトを7:2:1で混ぜ合わせ、石灰を用土10ℓ辺り10~20gと化学肥料を用土10ℓ辺り10~20g混ぜ合わせたもの等を使用します。

地植えの場合は植え付ける2週間程前の土作りの時に、苦土石灰を土に混ぜ酸性度を中和しておき、1週間程前に堆肥や腐葉土を土に混ぜて耕して、水はけを良くして植え付けてあげましょう。

 

肥料

植え付ける時に土に緩効性化成肥料や油かすを混ぜ込んでおき、発芽してからは1ヶ月に1回程緩効性化成肥料を株元に与えるか、7~10日に1回液体肥料を与えてあげます。

 

置き場所

連作すると味が落ちてしまうので、鉢植えやプランターの場合は新しい土で育て、地植えの場合は過去2年間にミツバやセリ科の植物を育てていない場所に植え付けないようしましょう。

半日蔭の湿度の高い場所を好みますが、日当たりの悪い場所でも問題なく育ってくれます。

 

水やり

乾燥を嫌い水切れを起こすと枯れてしまうので注意して下さい。

土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えるようにしましょう。

夏場は朝と夕方の涼しい時間帯に2回水やりを行い、地植えの場合は土が乾燥気味になったら水を与えてあげましょう。

苔植物を知りたい人はこちらから

シダ植物を知りたい人はこちらから

 

苔、シダ植物のご購入はこちらから

 

種まき

発芽適温が18~20℃前後になるので、4~6月と9~10月頃が適期になります。

発芽率が低いので、一晩程水につけてから種を蒔いてあげます。

育苗箱等の底が浅めの容器に赤玉土小粒等の清潔な土を入れ、3~4粒程の種を重ならないように深さ5㎜程に蒔いてあげます。

光がある程度ないと発芽しないので、種は土が見え隠れするぐらいに薄くかぶせてあげましょう。

2列にする場合は列の間隔を15~20㎝以上空けるようにして下さい。

発芽するまでは水切れに注意し、双葉が開いたら葉が触れ合わない程度に間引いてあげ、本場が3~4枚程に育ったら鉢やプランター、地面に植え替えて下さい。

 

苗植え

直根性の根なので、根を傷つけないように根についた土は崩さずに植え付けます。

苗よりも少し大きめの穴を掘ってあげ、日当たりの良い場所で育てていきます。

鉢に植え付ける場合は深さ30㎝程の10号鉢に、プランターに植え付ける場合は45㎝プランターに2~3株程が目安になります。

地植えの場合は日当たりの良い場所を選び、植え付ける2週間程前に深さ7~10㎝程の溝を掘り土作りをしておき、幅40~50㎝、高さ10~15㎝程の畝を作ります。

畝を複数作る時は間隔を15㎝以上空けるようにし、株間の間隔を5~20㎝程離して植え付けてあげましょう。

 

害虫

キアゲハの幼虫が発生する事があり、葉を食害してしまうので見つけ次第駆除するようにしましょう。

連作や乾燥、過湿によりアブラムシ等の害虫が発生しやすくなるので、風通しの良い環境を整えてあげる事で予防する事ができます。

 

 

 

 

増やし方

ミツバの群落の画像です。

 

挿し木

根が付いていると新しい茎がでてくるので、根元の部分から茎を3~4㎝程に清潔なハサミ等でカットしてあげ、根が浸かる程に水が入った容器に入れてあげます。

明るい日陰で管理し、1~2日に1回程水を取り替えてあげると1週間程で新しい葉が出てきてくれます。

 

 

 

 

収穫

草丈が15㎝以上になったら株元を3~4㎝程残し清潔なハサミ等でカットして収穫します。

生命力が強いのですぐに新しい茎を伸ばして成長するので何度も収穫する事ができます。

収穫後も肥料を与えてあげ、花が咲くと生育が遅くなるので種を採取する時以外は花が咲く前に摘み取るようにしましょう。

 

 

苔植物を知りたい人はこちらから

シダ植物を知りたい人はこちらから

 

苔、シダ植物のご購入はこちらから

コメント

タイトルとURLをコピーしました