ニチニチソウついて
分類はキョウチクトウ科ニチニチソウ属ニチニチソウになります。
5~10月の間中花を咲かせ続け、高温、日照を好み、乾燥に強いので育てやすい種類になります。
花を付ける初夏から晩秋まで次々に新しい花が咲き続けるので日々草と呼ばれるようになったそうです。
ガーデニングやプランターの寄せ植えとしても人気で、手がかからないので初心者にもおすすめの植物です。
観賞方法
花壇、鉢植え、プランター等。
原産地
マダガスカル等。
育て方
用土
水はけが良い土であれば特に土質は選びません。
市販の草花用培養土等で育てられます。
置き場所
庭植えの場合、日当たり、風通し、水はけの良い場所に植え付けて下さい。
鉢植えの場合は日当たり、風通しの良い場所に置き、病気の原因になる恐れがある泥はねをしなように、周りより1段高い場所や、すのこ、人工芝等の上に置いてください。
夏場の7~8月は西日に当たらない場所に置きます。
水やり
地植えで雨のかかる場所の場合、基本的に水やりは必要ありませんが、夏場、雨が降らず、乾燥し過ぎる場合は水をあげて下さい。
鉢植えの場合は用土の表面が乾いたら水を沢山あげて下さい。
用土が乾きにくくなる梅雨時期等は、過湿にならないように気を付けて下さい。
肥料
濃度が高い肥料を与えると根が傷んでしまう恐れがあるので、少なめ、薄めの肥料を与えて下さい。
リン酸分が多いと成長が悪くなる恐れがあるので、窒素(N)、リン酸(P)、カリ(K)が等量入った肥料を与え、地植えの場合は緩効性化成肥料、鉢植えの場合は永代肥料と緩効性化成肥料を併用して下さい。
病気
過湿、密植にすると立枯病になる恐れがあります。
経ち枯れた植物体があった場合、抜き取ってあげ廃棄し、新しい苗を植え付ける時は新しい土に変えてあげ、株の間隔を広く取って下さい。
花がら摘み
株の上に落ちた花は、病気が発生する恐れがあるので取り除いてあげ、特に梅雨時期や雨が多い時等は湿度が高くなるので、こまめに取り除いてあげて下さい。
毒性
植物全体に毒性があり、口にしてしまうと中毒症状が起きる恐れがあるので、小さな子供、ペット等がいる場合、誤って口に入ってしまわないよう、置き場所等には注意して下さい。
越冬
元々は多年草なのですが、耐寒性が低いので、日本では冬に枯れてしまいます。
越冬させる場合は気温が10℃以下になる前に室内に移動させて下さい。
移動できない場合は種が入っているサヤが茶色になった段階でサヤごと取っておき、次の年に種まきをして楽しむ事もできます。
増やし方
種まき
4~6月の暖かくなった時期(20~25℃)が適期になります。
適度に間隔をとって1㎝程の深さの穴に3~4粒程蒔いてあげ、光が当たると発芽が悪くなる恐れがあるので軽く土をかぶせてあげます。
土が乾燥しきる前に水やりを続け、本葉が4~6枚程に育ったら植え替えてあげて下さい。
苗の植え付け
根が傷つくと植物体が傷んでしまう恐れがあるので、根を傷つけないように注意し、複数植え付ける場合は20センチ程の間隔をとって植え付けて下さい。
深く植え付けると、根元が過湿になりやすくなるので注意して下さい。
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