アジュガについて
分類はシソ科アジュガ属アジュガになります。
シソ科の宿根草としてアジアやヨーロッパ等の温帯地帯で栽培されており、日本でも古くから自生しているジュウニヒトエ、キランソウ等もアジュガの仲間になります。
葉がとても綺麗なので、花が咲いていない時も観賞価値があります。
日陰でも良く育ち横に広がり成長するので、グランドカバーやシェードガーデン等(日陰の花壇)で利用されます。
観賞方法
鉢植え、お庭等。
原産国
アジア、ヨーロッパ。
育て方
用土
水はけ・水持ちの良い土を好みます。
鉢植えの場合は赤玉土・腐葉土・ピートモスを配合して水持ちの良い土を作ってあげ、地植えの場合は腐葉土とピートモスを多めに混ぜてあげましょう。
肥料
春~夏にかけてが生育期になるので、2週間に1回程、液体肥料か緩効性肥料を与えてあげるとよいでしょう。
肥料が多すぎると花が咲きにくくなってしまうので注意が必要です。
置き場所
日当たりが良い場所から日陰でも育ってくれますが、明るい日陰で育てると葉の色が深くなり綺麗に育ちます。
最低でも1時間程の日照時間を確保できる場所を選んであげましょう。
夏場は日差しが強い場所だと葉焼けを起こしてしまう可能性があるので、なるべく直射日光を避けた場所に植え付けてあげるか、鉢植えの場合は直射日光が当たらない場所に移動させてあげましょう。
冬場は霜等で株が弱ってしまう事があるので、地植えの場合は寒冷紗や不織布等で霜がかからないようにしてあげ、鉢植えの場合は霜があたらない軒下等に移動させてあげましょう。
水やり
地植えの場合は根付くまで水切れに注意しましょう。
根付いた後は特に水やりは必要ありませんが、夏場等長く雨が降らず乾燥がひどい時等は水をあげて下さい。
鉢植えの場合は土の表面が乾燥してから鉢の下から水が流れ出る位水をあげて下さい。
植え付け・植え替え
植え付けの適期は3~6月頃か9~11月頃になります。
地植えの場合植え付けから5年程経過し花付きが悪い、成長が悪い場合は別の場所に移植するか土を入れ替えてあげましょう。
鉢植え等の場合は根や葉が密集しだしたら、一回り大きな鉢に植え替えるか、株を整理してあげて同じ鉢に植え直してあげましょう。
剪定
花が終わったら根元から剪定してあげると秋以降の新芽が出やすくなります。
ランナーで増えていくので、あまり増やしたくないのであればこまめに剪定する事で広がりを抑える事ができます。
害虫・病気
花の時期にアブラムシとハダニが発生しやすいので、薬剤等を散布して駆除してあげましょう。
灰色カビ病にかかる事があるので、感染している場合は葉をカットしてあげて下さい。
古い葉をこまめに取り除くことで予防する事ができます。
増やし方
株分け
親株から成長した子株を分けてあげて別の場所や鉢に植え付けてあげましょう。
種まき
開花後に自分で種を採取し、春か秋に薄く土を被せてあげ、発芽するまではできるだけ湿った環境を維持してあげましょう。
コメント