アオウキクサについて
分類はサトイモ科アオウキクサ属アオウキクサになります。
土がなくても育ち、水質を綺麗な状態に保つ水質浄化作用もあり、涼しげな雰囲気を出してくれるアオウキクサはビオトープ等で使用され、メダカの産卵場所にもなります。
また、生まれたての稚魚は大きな魚に食べられる事がありますが、アオウキクサを入れておくことで、小さな魚の隠れ場所にもなります。
放っておいても半永久的に増え、育てやすいので初心者の方にも扱いやすい浮草になります。
観賞方法
ビオトープ等。
分布
北海道~九州。
育て方

肥料
肥料は特に必要ありませんが、枚数が減ったり元気がなくなってきたら、液体肥料を与えてあげましょう。
温度
気温が低くなると休眠期に入り葉は枯れてしまいます。
しかし、種子を残しているので春頃に発芽してまた増えてくれます。
置き場所
強い光を必要とする浮草なので、半日以上は日の当たる場所で育てて下さい。
水替え・水足し
水質浄化作用を備えている植物になりますが、あまりに水質が悪いと枯れてしまいます。
最低でも1ヶ月に1回程、水を換えてあげましょう。
また、夏場等の温度が高い季節は水が減りやすいので、水を足してあげましょう。
害虫
スネールと呼ばれる巻貝が発生する事があります。
苔等を掃除してくれるのですが、増え過ぎると浮草や水草を食害してしまう恐れがあるので、数が増えてきたら市販の薬で駆除してあげましょう。
増やし方

無性生殖という体の一部(葉や茎、根等)から子孫を残す植物なります。
花を付けて受粉し種子を作る一般的な方法でも子孫を残すのでとても生命力の高い植物で、日の当たる場所に置いてあげると自然に増えていきます。
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