【ボケ】育て方・増やし方の方法

ボケの花の画像です。 低木

ボケについて

ボケの花の画像です。

分類はバラ科ボケ属ボケになります。

朱色の一重のクサボケが日本に自生するもので、品種改良により八重咲のもの等、200を超える品種があります。

庭木や盆栽・生け垣・切花等で観賞されており、香りの良い果実を使用して果実酒やジャム等を作る事ができます。

初心者にも育てやすく、盆栽等で人気のある植物です。

 

観賞方法

庭木、鉢植え、生け垣、切花等。

 

原産国

中国。

 

 

 

 

育て方

ボケの花の画像です。

 

用土

乾燥し過ぎない土壌であれば、特に土質を選ぶことなく成長してくれます。

鉢植えの場合は赤玉土小粒・鹿沼土又は軽石小粒・腐葉土又はピートモスを5:3:2で配合したもの等を使用します。

地植えの場合は腐葉土や川砂を混ぜ合わせて水はけを良くしてあげましょう。

 

肥料

地植えの場合は1月上旬から2月下旬に寒肥として、緩効性の化成肥料や固形の発酵油かすを与えてあげ、9月にも与えてあげます。

根元の周りに穴を掘ってあげ、根に当たらず根元から栄養分を吸収できるように数握り程の肥料を土に混ぜてあげましょう。

鉢植えの場合は開花後の4月上旬から5月上旬と9月下旬に緩効性の化成肥料や固形の発酵油かすを与えてあげましょう。

地植えと同じように根元の周りに肥料を施して下さい。

 

置き場所

日当たりの良い場所で育てます。

トゲがあるので庭に植える場合はケガをしない安全な場所に植え付けてあげましょう。

鉢植えの場合は日の当たる屋外で管理し、室内で花を楽しみたい場合は数日程部屋に入れて観賞し、暖房の風等に注意しましょう。

夏場は土壌の乾燥を防ぐために半日蔭に移動させてあげましょう。

 

水やり

ボケの花の画像です。

植え付けて暫くは土が乾いたら水をあげますが、根付いてからは夏場の雨が長く降らず乾燥がひどい時以外は特に水やりの必要はありません。

鉢植えの場合は乾燥がひどいと、葉が枯れたり、蕾が落ちたりするので、夏場はたっぷりと水を与え乾燥させないようにし、春と秋は1日1回程度、冬場は数日に1回程水やりをしましょう。

 

 

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植え替え・植え付け

9月下旬から11月下旬が適期になります。

庭へ植え付ける場合は根鉢の大きさの倍程の深さと幅の植穴を掘ってあげ、腐葉土や完熟堆肥等を混ぜ込んであげます。

根鉢のまわりに水を注ぎ、棒等でつつき根と植え土をなじませ、苗が不安定な場合は支柱を立てて固定してあげましょう。

鉢植えの場合は2~3年に1回程、植え替えてあげます。

根を優しくほぐしてあげ、3分の1程を清潔なハサミ等でカットしてあげ、一回り大きな鉢に植え替えて下さい。

 

剪定

4月下旬から5月下旬、又は12月が適期になります。

鉢植えの株は剪定することにより樹形を整えてあげます。

開花後に花がらをカットし、その時に伸びている枝も1㎝程の長さでカットしてあげ新芽を出しやすくします。

12月に蕾が下部についている枝は、蕾を残して10㎝程の長さでカットしてあげ、蕾がついていない枝は1㎝程の長さでカットしてあげます。

庭植えの場合は花後に剪定して樹形を整えてあげ、落葉期に枯れ枝や徒長枝をカットしてあげます。

 

病気・害虫

新葉にオレンジ色の斑点が入る赤星病にかかる事があります。

ビャクシン類等から伝染してしまうので、近くに植え付けるの避け、発生した場合は週間に1度程、殺菌剤を散布して下さい。

春に植え替えをすると根頭がん腫病にかかりやすくなるので注意しましょう。

春から秋はアブラムシやカイガラムシが発生する事があるので、剪定等をして風通しを良くし予防してあげ、発生した場合は殺虫剤を撒くか、手袋やつまようじで駆除してあげましょう。

 

 

 

 

増やし方

ボケの花の画像です。

 

種まき

秋に熟した実を収穫し、水で洗って果肉を落とし、袋に詰めて発芽しないように冷蔵庫等で保存して、2月頃に蒔いてあげます。

赤玉土小粒等に2㎝程の間隔をあけて蒔いてあげ、薄く赤玉土をかけてたっぷりと水をあげます。

屋外に置き、乾燥に注意しながら管理すれば春頃に発芽してくれます。

 

挿し木

9月上旬から10月下旬にその年に伸びた枝を10㎝程の長さでカットしてあげ、切り口を2時間程水に浸しておきます。

赤玉土小粒や鹿沼土小粒、挿し木用土にさしてあげ、風が当たらない日陰に置き、水切れに注意しながら管理してあげましょう。

 

 

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