【ヒメリュウキンカ】育て方・増やし方の方法

山野草

ヒメリュウキンカついて

分類はキンポウゲ科キクザキリュウキンカ属ヒメリュウキンカになります。

イギリスやヨーロッパ大陸の山地や林床に自生する山野草になります。

とても丈夫で日本全国でも自生している帰化植物で、初心者にも育てやすい種類になります。

花は黄色の一重咲きが基本種ですが、白色や八重咲、葉は形や模様が違うもの等、様々な品種があります。

日本のリュウキンカという植物に似ている為、ヒメリュウキンカと呼ばれていますが、リュウキンカとは種類が異なる植物になります。

 

観賞方法

鉢植え、お庭等。

 

 

 

育て方

 

植え付け

適期は休眠期の7~9月で、苗等を適期以外に入手した場合は、軽く鉢増しで育て、休眠期に植え替えて下さい。

 

用土

根腐れの原因になる恐れがあるので、水はけが良い土(山野草用の培養土や草花培養土、赤玉土と鹿沼土を同量合わせたもの等)で育てて下さい。

鉢植えの場合は、山野草鉢か、水抜き穴が広い鉢が適しており、鉢底石(軽石等)を多めに敷いて下さい。

 

肥料

鉢植えの場合、開花前~花後まで2週間に1回、液肥を与えてあげ、庭植えの場合は花後、葉が枯れ始める頃に、緩効性肥料を与えます。

 

置き場所

鉢植えの場合は、秋~晩春までは日当たり良い場所に置き、休眠中の夏場は雨が当たらない日陰に置いてください。

庭植えの場合は日当たりの良い場所に植えます。

 

水やり

庭植えの場合、水やりは必要ありませんが、雨が降らず乾燥が続く時には水やりをして下さい。

鉢植えの場合、2~6月は毎日1回水やりをして、その期間以外は土の表面が乾いてから水をあげて下さい。

 

 

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植え替え

鉢植えの場合は2年に1回を目安に、土を新しいものに変えてあげ植え替えます。

庭植えの場合は根茎が増え過ぎてしまったら堀り上げて、株分けをして植え直して下さい。

 

越冬

夏場は休眠期に入り枯れてしまうので特になにもしなくてもいいのです。

越冬も耐寒性があるので、特に何もする必要はありません。

 

病気・害虫 

病気に強い種類なのですが、多湿が続き、風通しが悪い場所だと灰色カビ病という病気にかかるおそれがあります。

葉に淡褐色の斑点が出来た場合、広がる前に摘み取ってあげて下さい。

アブラムシやナメクジは新芽や蕾、葉を食べてしまうので、見つけた際は駆除して下さい。

 

 

 

 

 

 

 

増やし方

 

株分け

休眠期に掘り上げて、ある程度に分けて植え替えます。

小さな根等も、横向きに寝かせ浅く土に埋めてあげると発芽することがあります。

発芽するまでは日陰で乾燥に注意して下さい。

 

種まき

梅雨明け頃までに用土に蒔いてあげて下さい。

数か月程で発芽します。

 

 

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