キランソウについて
分類はシソ科キランソウ属キランソウになります。
春に山野や道端等で見られるキランソウは、園芸種としてアジュガの名前で流通しているセイヨウジュウニヒトエの仲間になります。
別名をジゴクノカマノフタと呼ばれており、昔、万能な薬草されていた事が名前の由来になっているようです。
地面を這うように成長し、地獄の釜に蓋をして死者を通さない位だという意味あいがあるようです。
葉は株元からロゼット状に広がり、春頃に花茎は伸ばさずに葉の上に小さな紫色の花を咲かせます。
花が可愛いので人気がある植物になります。
観賞方法
お庭、鉢植え等。
原産国
日本、朝鮮半島、中国。
育て方
用土
水はけが良く肥沃な土壌を好みます。
肥料
用土に元肥や腐葉土を混ぜてあげると、追肥は特に必要ありません。
置き場所
日当たりが良い場所から半日蔭を好みます。
真夏の直射日光は苦手なので、地植えにする場合は日陰に植え付けてあげ、鉢植えの場合は真夏は日陰に移動させてあげましょう。
冬場の霜に当たると株が傷むことがあるので、霜が当たらないように対策をするか霜が当たらない場所に移動してあげましょう。
水やり
鉢植えの場合は土の表面が乾いてからたっぷりと水をあげて下さい。
地植えの場合は根付くまでは水やりが必要ですが、根付いた後は特に水やりの必要はありません。
あまりに雨が降らず乾燥がひどい時は水をあげて下さい。
植え付け・植え替え
春か秋の暖かい日に行い、根が短いので植え付け時は根がしっかりと土に埋まるように気をつけましょう。
増やし方
株分け
1株に分けたキランソウを用土に植え付けてあげて増やします。
種まき
用土に浅めに植えてあげ、土が乾燥しないように水を与えてあげると発芽してくれます。
育成日記
キランソウをテラリウム環境で育て、経過を観察していこうと思います。
育成の参考になりますと幸いです。
テラリウム
2024/4/15~
1株に分けたキランソウを用土に植え付けてあげ、密閉空間の環境で育ててみようと思います。
育成環境:温度23℃~25℃、光量3000㏓~4000㏓程。蓋付きの容器使用。
用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。
置き場所:照明等で明るさを確保した場所。
水やり:1~2週間に1回程。
換気:1週間に1回、5分程。
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