グリーンネックレスについて
分類はキク科セネシオ属グリーンネックレスになります。
グリーンピースのような玉状の葉がいくつにも連なった姿がとても可愛らしい、蔓性の多肉植物になります。
下垂して成長していくので、プラントハンガー等に吊るして楽しまれています。
観賞方法
鉢植え等。
原産地
南西アフリカ。
育て方
用土
水はけの良い土を好み、粘土質等の保湿性が高すぎる土だと根腐れを起こす可能性があります。
市販の多肉植物の土やサボテン用の土、赤玉土・パーライト・腐葉土を5:3:2の割合で配合し、川砂を混ぜ合わせたもの等を使用します。
肥料
春と秋の生育期に薄めた液体肥料か少量の緩効性肥料を与えると元気に育ちます。
置き場所
風通し、日当たりが良い場所を好みます。
地べたに置いてしまうと風の流れがないので、蒸れて枯れてしまう恐れがあります。
できるだけ高い場所に置いてあげて下さい。
真夏は直射日光は葉焼けや植物体が蒸れて腐る恐れがあるので、窓辺のカーテン越しや半日蔭で管理しましょう。
多肉植物としては寒さには強い方なのですが、3℃を下回ると枯れ始めてしまいます。
冬場に3℃以下になる場合は明るく風通しの良い、暖風の当たらない室内等に移動させ、昼間に日光に当ててあげましょう。
水やり
春と秋は生育期になるので、土の表面が乾燥してからたっぷりと水を与えます。
梅雨時期は、土が乾燥してから2~3日経った後に水をあげ、夏場は土の表面が乾燥してから4~5日程経った後に土が湿る程度に水をあげます。
夏場は夕方等の涼しい時間帯に水をあげて下さい。
冬場は月に1回程水を与えるか、断水しても大丈夫です。
植え付け
5~7月頃の暑くなる前が適期になります。
一回り大きな鉢に鉢底ネット、鉢底石を敷き、用土を3分の1程入れ、苗の根に付いた土をある程度落としてあげます。
用土を入れた鉢に苗を置いて、鉢の上部2~3㎝程の所まで土を入れます。
明るい日陰で管理してあげて、4~5日後から水をあげ始めて下さい。
植え替え
4~7月頃が適期になり、鉢いっぱいに育っていたり、土が古いもので成長が悪いようであれば植え替えてあげます。
根が沢山張っているようであれば、少し根をほぐしてあげてから一回り大きな鉢に植え替えてあげます。
生育が悪く根が張っていない場合は、一回り小さな鉢に植え替えてあげて新しい土に入れ替えてあげましょう。
剪定
4~7月頃が適期で、根元から5~10㎝程残してカットしてあげます。
カットしてあげた茎は挿し木等で増やすことができます。
害虫
アブラムシが付く事があるので、薬剤を散布するか、割りばし等で駆除するようにしましょう。
増やし方
挿し木
4~7月頃が適期になり、茎を先端から5~10㎝程にカットしてあげて茎を用土に寝かせて置いてあげます。
カットしない方法もあり、長く伸びた茎をそのまま用土の上に置いてあげて、上から土を軽くかぶせてあげます。
玉の付け根から発根するので、根が出てから好きな長さでカットしてあげてそのまま育てていきます。
水挿し
葉が10個以上付いているものを選び、茎を先端から15㎝程にカットしてあげます。
容器に水を入れて茎が水にある程度浸かるように挿してあげます。
葉が水に浸かっても問題はなく、2週間程で発根するので、根が伸びてきたら用土に植え替えてあげましょう。
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