エノコログサについて
分類はイネ科エノコログサ属エノコログサになります。
世界中の温帯地域が原産で、日本では夏から秋にあぜ道等で見られます。
名前の由来は犬の子が転じてエノコログサと呼ばれるようになったとも言われていますが、一般的にはネコジャラシの名前で深く浸透しています。
栗の原種で食用にする事もできるそうで、大きくなったエノコログサを脱穀し(手でこすったり、穂を叩く)、毛を分けて(ふるいにかけたり、水に浮かせて毛を分ける)、フライパン等で炒め、香ばしい匂いがすれば調理終了のようです。
農薬の心配等があるので、採取する場所には気を付けるようにしましょう。
観賞方法
鉢植え、お庭、寄せ植え、ドライフラワー等。
分布
日本全土。
世界では温帯地域。
育て方
用土
土質は特に選びません。
市販の草花用培養土等でも育てる事ができます。
肥料
基本的に肥料は必要ありませんが、成長が悪い時等は薄くした液肥を月に1回程与えて下さい。
置き場所
日の当たる場所を好むので、日当たりの良い場所で育てて下さい。
水やり
鉢植えの場合は土の表面が乾いてから水をあげて下さい。
地植えの場合は特に水やりの必要ありませんが、あまりに雨が降らず乾燥がひどい時は水をあげて下さい。
植え替え
個体同士が混み合ってきたら植え替えの目安です。
株を抜いてあげて古い土や根茎を取って植え替えてあげましょう。
害虫・病気
大変丈夫な植物なので、害虫や病気の心配はほとんどありません。
増やし方
種まき
厳しい冬季以外はいつでも種を蒔くことができ、穂を乾燥させて茶色になってから種を蒔いてあげます。
用土の上に種が重ならないように蒔いてあげて、土を軽く被せ土が乾燥しないように注意しながら管理して下さい。
夏~秋に花穂を採種して保存しておく事もできます。
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