ハツユキカズラについて
分類はキョウチクトウ科テイカカズラ属ハツユキカズラになります。
葉は小さく新しい葉にピンク色と白の斑が入る、とても綺麗な植物になります。
成長が穏やかで、コンパクトにまとまるので管理がしやすく、寄せ植えやハンギング、グランドカバー等によく使用され、初心者にも育てやすい植物になります。
観賞方法
寄せ植え、ハンギング、鉢植え、カラーリーフ、グランドカバー等。
原産国
日本(本州・四国・九州)、朝鮮半島。
育て方
用土
水はけが良く、ある程度湿り気を持っている肥沃な土で育てて下さい。
赤玉土・腐葉土・バーミキュライトを6:3:1で混ぜ合わせたもの等を使用します。
肥料
元肥として緩効性化成肥料を用土に混ぜておきます。
鉢植えの場合は追肥として春と秋の成長期に緩効性肥料を置き肥するか、液体肥料を1ヶ月に1回程与えてあげましょう。
置き場所
日なた~半日蔭で育てると、新しい葉の斑が綺麗に出やすくなります。
日陰でも育つのですが、斑が出にくくなってしまうので置き場所には注意が必要です。
日光に慣れていないと夏場の直射日光と乾燥で葉が傷む事があります。
日光に慣らすと大丈夫なので、室内や日陰等で育てていた場合は、午前中に日光に当て、午後の日差しが強い時は日陰等に置いてあげて、徐々にならしてあげましょう。
水やり
夏場は朝か夕方の涼しい時間帯にたっぷりと水を与えて下さい。
地植えの場合は乾燥がひどい時以外は特に水やりの必要はありません。
鉢植えの場合は土が乾き始めたらたっぷりと水をあげましょう。
植え付け・植え替え
4月上旬~7月上旬、9月中旬~10月下旬頃が植え付けの適期になります。
植え替えは根詰まり気味になると斑が綺麗に出てこなくなるので、春か秋に根鉢を優しく崩してあげて、一回り大きな鉢等に植え替えてあげましょう。
剪定
形が崩れてきたら切り戻してあげる事で、新芽が出て葉の斑が綺麗に発色してくれます。
花を楽しみたい方は花後だけ剪定を行うようにして下さい。
緑葉だけの枝が出るものは、先祖返りなので枝ごとカットしてあげましょう。
害虫
葉などが込み合い風通しが悪くなると葉にアブラムシやカイガラムシが発生する事があります。
見つけ次第薬剤で駆除するか、植物を傷つけないように注意しながら歯ブラシ等でこすり落としてあげましょう。
増やし方
挿し木
6月~8月頃が適期になります。
枝を先端から5~10㎝程に清潔なハサミ等でカットしてあげて、赤玉土小粒又は鹿沼土小粒等に挿してあげると秋頃に発根してくれます。
とり木
伸びたつるが土に接すると根が出てきます。
根が出てきたものを掘ってあげ、苗にする事ができます。
地植えの場合はつるに軽く土をかぶせる事で発根を促す事も出来ます。
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