チドメグサついて
分類はウコギ科チドメグサ属チドメグサになります。
常緑の多年草で、名前の由来はケガをした時に傷口にすりこむと、血が止まる事から名付けられたそうです。
葉には光沢があり、グランドカバーや水槽の水草やアクアリウム等に利用されます。
観賞方法
アクアリウム、ビオトープ、テラリウム等。
分布
本州、四国、九州、沖縄、小笠原。
世界では、朝鮮南部、中国、アジアの暖帯・熱帯域、オーストラリア、アフリカ。
自生地情報
山地の平たい場所や、民家の裏庭、芝生等。
育て方
直射日光が6時間以上当たる日向から、明るい日陰まで幅広く育てられます。
湿り気のある場所を好み、水やりは土の表面が乾燥してきたらあげます。
増やし方
匍匐茎を伸ばし不定根で定着しているので、定着している子株を掘り起こしてあげて、親株と子株を繋ぐ匍匐茎を切り離し、植え付けてあげます。
育成日記
チドメグサをテラリウムや水中で育て、経過を観察していこうと思います。
育成の参考になりますと幸いです。
テラリウム
2022/6/14~
1本に分けたチドメグサを、蓋の四隅にシリコン製のシールを貼り、少し隙間を開けて通気性を良くし育てていこうと思います。
育成環境:温度24℃~26℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋の四隅にシリコン製のシールを貼り、通気性を良くして育てています。
用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
水やり:1~2週間に一回程。
換気:1~2週間に一回、5分程。
2022/6/14~10/11
4ヶ月程経ち、夏の暑さにも耐え、葉が増えて成長してくれています。
育成環境:温度18℃~32℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋の四隅にシリコン製のシールを貼り、通気性を良くして育てています。
用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
水やり:1~2週間に一回程。
換気:1~2週間に一回、5分程。
2022/10/11~2023/3/15
5ヶ月程経ち、葉・茎、共に大きく成長してくれています。
蓋の四隅に付けたシリコン製のシールが剥がれてしまい、密閉空間の環境になっていますが上手く育ってくれているので、このままの環境で育てていこうと思います。
育成環境:温度9℃~26℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋の四隅にシリコン製のシールを貼り、通気性を良くして育てています。
用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
水やり:1~2週間に一回程。
換気:1~2週間に一回、5分程。
2023/3/15~2023/5/17
2ヶ月程経ち、新芽も増えて大きく成長してくれています。
ここまで約1年程チドメグサを育ててみましたが、密閉空間での環境でも徒長することなく、夏の暑さにも強いので、ほとんど手がいらずとても育てやすい植物だという事が分かりました。
自生しているものも湿度が高めの場所に植わっているので、オープンタイプの容器だと乾燥し過ぎてしまい、ここまで上手く育たないのではないかと思うので、密閉空間で湿度を保ちながら育てるのがチドメグサには良い環境のようです。
このチドメグサは引き続き育てていこうと思いますが、こちらのチドメグサのテラリウムの育成日記はここで終わりにしようと思います。
育成環境:温度15℃~27℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋付きの容器・密閉空間の環境で育てています。
用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
水やり:1~2週間に一回程。
換気:1~2週間に一回、5分程。
水中化
6/14~
ある程度に分けたチドメグサを石にモビロンバンド等で固定してあげます。
後は水中で育てていこうと思います。
育成環境:水温24℃~26℃、光量500㏓~2000㏓程。二酸化炭素添加無し。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
6/14~10/17
画像がなく申し訳ないのですが、固定があまかったようで石から離れ、小さくなり消滅してしまいました。
残念ですがこちらのチドメグサは諦めて、今度はしかっりと固定してあげてチドメグサの水中化に挑戦してみようと思います。
育成環境:水温22℃~32℃、光量500㏓~2000㏓程。二酸化炭素添加無し。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
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