ナガミヒナゲシについて
分類はケシ科ケシ属ナガミヒナゲシになります。
開花時期は4~5月頃で可愛らしい花を咲かせます。
花言葉は平静、慰め、癒しで、可憐な姿に合っている花言葉です。
日本に入ってきた経緯ははっきりと分かっていませんが、観賞用の花に混ざってきたのではないか、輸入の穀物に種が紛れ込んでいたのではないかという説があります。
花が終わってから付く実には小さな種が一房あたり1000~2000個入っているので、繁殖力がとても強く、在来種等に影響を及ぼす可能性があるので、育てる場合は増えないように十分に注意して楽しむようにしましょう。
ナガミヒナゲシは一年草なので、何もしなくても秋には枯れ、根が残っていてもそこから翌年に生える事はありません。
種子で増えていく植物なので、花を楽しんだ後、実ができる前に刈り取ってあげましょう。
刈り取る際は葉茎を傷つけた時に出てくる黄色の乳液に毒性があり、肌に触れるとかぶれたり腫れたりするので、直接触れたり、口に入る事がないように注意して下さい。
実に毒性があるので食べないように注意して下さい。
ポピーとの違い
ポピーはケシ科の植物の総称で、一年草、多年草、野生種、園芸種も全てがポピーの仲間になります。
葉について
花が咲く前はロゼット状で、花が咲く時期には花と同じくらいの高さまで伸びていきます。
観賞方法
鉢植え、お庭等。
原産国
アメリカ、北アフリカ、ヨーロッパ。
育て方
用土
水はけの良い土を好みます。
肥料
特に必要ありません。
置き場所
日当たり、水はけの良い場所を好みます。
道端や荒地等の厳しい環境でも育つので、神経質にならなくても育ってくれます。
水やり
乾燥に強い植物なので、特に水やりの必要はありませんが、長く雨が降らず乾燥がひどい時は水をあげて下さい。
害虫・病気
病害虫は発生しにくく放任しても育ってくれます。
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