【スギナ(ツクシ)】育て方・増やし方の方法

自生するスギナを横から撮影した画像です。 シダ植物

スギナについて

自生するスギナを横から撮影した画像です。

分類はトクサ科トクサ属スギナになります。

春の風物詩であるツクシを生やすシダ植物になります。

鍋に入れ弱火で煮だして作る、スギナ液はうどんこ病・さび病・べと病等を予防する殺菌剤になるので、無農薬栽培や有機栽培に利用する事ができます。

また、ツクシは春の季語にもなっており、春の味覚として昔から親しまれてきました。

 

観賞方法

鉢植え、切り花等。

 

原産地

北半球。

 

 

 

 

 

育て方

自生するスギナを横から撮影した画像です。

 

用土

肥沃な土を好むので山野草培養土をベースとして堆肥を混ぜ込んだものや、赤玉土小粒・腐葉土を7:3で混ぜ合わせたもの等を使用します。

 

肥料

栄養がある土では育ちにくく、肥料を与えるとツクシの量が少なくなってしまうので、特に肥料を与える必要ありません。

 

置き場所

日当たりが良い場所で、湿り気のある場所を好みます。

日照時間が最低でも半日以上ある場所で育ててあげましょう。

 

水やり

ある程度の湿度が必要なので、土を乾燥させ過ぎないように注意します。

鉢植えの場合は土が乾き始めてからたっぷりと水をあげます。

地植えの場合は冬になり地上部が枯れた上から、干し草やわらでマルチングをしてあげる事で湿度を保つことが出来ます。

 

植え付け

苗の植え付けは1年を通して可能です。

鉢植えの場合は浅い小鉢や盆鉢に、鉢底ネットを敷き、鉢底石を入れてあげます。

用土を3分の2程入れてあげ、株を置き、隙間に用土を入れて植え込んであげましょう。

地植えの場合は生命力・繁殖力が強い為、一面に広がってしまう可能性があるので、地中にブロック等を埋めてあげ、根の広がりを抑えて繁殖を抑えてあげましょう。

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増やし方

自生するスギナを横から撮影した画像です。

 

胞子

4月下旬~6月上旬頃が適期になります。

紙等の上で乾燥させ、ツクシの先端に付いている胞子を軽く叩いてピートモスに振りかけておくと自然と芽を出してくれます。

 

 

 

 

 

収穫

自生するスギナを上から撮影した画像です。

3月下旬~4月上旬が収穫時期になります。

太さが7㎜程、長さが10㎝以上で、先端の胞子がついている部分が締まっていて青いものを選び、茎の根元から引き抜いてあげて収穫します。

 

 

 

 

 

料理

ハカマを取り、アク抜きをしてあげて、佃煮やキンピラ等にして楽しむ事ができます。

 

 

 

 

 

駆除

計画していたよりも広がり過ぎてしまった場合は、除草剤等で駆除してあげましょう。

 

 

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