シシガシラついて
分類はシダ綱ウラボシ目シシガシラ科ヒリュウシダ属シシガシラになります。
山地のやや湿った斜面等に自生している常緑性のシダ植物です。
やや立ち上がって生える葉を胞子葉、ロゼット状に広がる葉を栄養葉といいます。
観賞方法
鉢植え、お庭等。
分布
北海道~九州。(屋久島まで)
育て方
置き場所
レース越しの窓際等、直射日光が当たらない、涼しい場所で育てられて下さい。( 夏場の暑い時期は、容器内が高温になり蒸れてしまうので、玄関、トイレ等の涼しい場所に移動させて下さい。 )
水やり
葉から水分を吸収しますので、根元だけに水をあげるのではなく、株全体に水を吹きかけて下さい。
夏場等、日中の気温が高い時に水やりをすると蒸れて葉が茶色に変色する恐れがありますので、朝の涼しい時間、夕方に水やりをして下さい。
増やし方
胞子
胞子を水はけが良く、保水性のある用土の上に蒔いてあげます。
水切れに注意して管理して下さい。
育成日記
シシガシラをテラリウムや移植法、蒔きゴケ、葉挿し、石へ活着させて育て、経過を観察していこうと思います。
育成の参考になりますと幸いです。
屋内で育成
7/17~
1株に分けたシシガシラをオープンな環境で育てていこうと思います。
育成環境:温度28℃~30℃、光量500㏓~2000㏓程。
用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
水やり:1~2週間に一回程。
2022/7/17~9/20
2ヶ月程経ち、湿度がおそら空気中の湿度が足りず茶色になり枯れてしまいました。
残念ながらこちらのシシガシラは諦めて、新たにシシガシラを育ててみようと思います。
育成環境:温度24℃~32℃、光量500㏓~2000㏓程。
用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
水やり:1~2週間に一回程。
今度はこちらの水槽で育てていこうと思います。
新たに1株に分けたシシガシラを少し斜面を作ってあげて植え付けました。
オープンタイプの水槽なので湿度を保てるようにこまめに水をあげたいと思います。
育成環境:温度24℃~26℃、光量500㏓~2000㏓程、オープンタイプの水槽。
用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。
置き場所:照明等で明るくしている場所。
水やり:1~2日間に一回程。
2022/9/20~2023/4/10
6か月程経ち、古い葉が茶色になり始め、中央から新芽が出てきてくれています。
育成環境:温度9℃~26℃、光量500㏓~2000㏓程、オープンタイプの水槽。
用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。
置き場所:照明等で明るくしている場所。
水やり:1~2日間に一回程。
2023/4/10~2023/9/20
5ヶ月程経ち、新芽が大きく成長してくれています。
これまで約1年程シシガシラを育ててきましたが、ある程度の湿度があると夏の温度にも耐えてくれ、手がかからずとても育てやすい植物だと分かりました。
こちらのシシガシラは今後も育てていこうと思いますが、こちらのシシガシラの屋内で育成の育成日記はこれで終了にしたいと思います。
育成環境:温度16℃~31℃、光量500㏓~2000㏓程、オープンタイプの水槽。
用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。
置き場所:照明等で明るくしている場所。
水やり:1~2日間に一回程。
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