ノゲシについて
分類はキク科ノゲシ属ノゲシになります。
4~5月頃、9~11月頃に黄色い花を咲かせ、日本中の道端や空き地等、人が住む地域に多く自生しているタンポポに似た植物です。
タンポポに比べ背が高くすらっとしており、タンポポと同様に綿毛を付けるのですがタンポポ程ふんわりとはしていません。
花言葉は悠久、見間違っては嫌、旅人です。
名前の由来は葉の形がケシに似ている為にノゲシと名付けられたそうですが、ケシ科の植物とは別の植物になり、ケシのように一気に繁殖する事もありません。
ノゲシは食べる事ができ、葉を炒め物に混ぜたり、煎じてお茶にしたり、蕾を酢漬け等にする事ができるそうです。
独特の苦みがある為、子供には不向きかもしれません。
しかし、その苦み成分は安眠に良いとされており、イヌリンという成分が入っている為、糖尿病改善にも期待され、咽頭炎やヤケド、健胃にも良いとされているそうです。
オニノゲシとの違い
タンポポとは他にオニノゲシとも似ており、オニノゲシは葉のトゲトゲがノゲシに比べてきつく、触ったときにトゲが痛く感じます。
また繁殖力がオニノゲシの方が強いです。
観賞方法
鉢植え、庭植え等。
分布
日本全土。
育て方
用土
特に土質を選びません。
市販の草花用培養土等でも育てられます。
肥料
特に必要ありません。
置き場所
日当たりと風通しが良く、水はけの良い場所を好みます。
水やり
鉢植えの場合は土の表面が乾いてからたっぷりと水をあげましょう。
地植えの場合は特に水やりの必要はありませんが、雨が長く降らず乾燥がひどい時は水をあげて下さい。
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