【コウヤコケシノブ】育て方・増やし方の方法

自生しているコウヤコケシノブの画像です。 シダ植物
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コウヤコケシノブについて

コウヤコケシノブの群落の画像です。

分類はシダ網コケシノブ目コケシノブ科コケシノブ属コウヤコケシノブになります。

山地の湿度の高い樹幹や岩上に群生する常緑性のシダ植物です。

自生している所を見ると、もこもことしている葉はとても美しく、苔テラリウム等で活躍してくれると思います。 

 

分布

青森県以南の本州、四国、九州、琉球列島。

世界ではヒマラヤ、中国、朝鮮半島、台湾、東南アジア。

 

観賞方法

苔テラリウム等。

 

自生地情報

山地の湿度の高い樹幹や岩上に群生します。

 

 

 

 

育て方

コウヤコケシノブの群落の画像です。

 

置き場所

レース越しの窓際等、直射日光が当たらない、涼しい場所で育てられて下さい。( 夏場の暑い時期は、容器内が高温になり蒸れてしまうので、玄関、トイレ等の涼しい場所に移動させて下さい。 )

直射日光が当たらない窓際のカーテンのレース越しの画像です。

 

水やり

葉が丸まったような姿になると乾燥していますので、霧吹き等で水をあげて下さい。

葉から水分を吸収しますので、根元だけに水をあげるのではなく、株全体に水を吹きかけて下さい。

夏場等、日中の気温が高い時に水やりをすると蒸れて葉が茶色に変色する恐れがありますので、朝の涼しい時間、夕方に水やりをして下さい。

 

湿潤時の葉の様子

 

乾燥時の葉の様子

 

 

 

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育成日記

コウヤコケシノブをテラリウムや石へ活着させて育て、経過を観察していこうと思います。

育成の参考になりますと幸いです。

 

石への活着

まず活着させたい石を5分程水に浸け、水分を含ませます。

次にコウヤコケシノブを軽く水洗いし、茎(葉柄)を糸等(モビロンバンド等、伸縮性があるものが固定しやすいです)で石に固定してあげます。

コウヤコケシノブの葉柄と根茎を説明した画像です。

根茎はできるだけ石に接するようにして下さい。

後は腰水で管理します。(湿度が保てるので、蓋のある容器で育てられても良いです)

 

11/6~

1本、1本に分けたコウヤコケシノブを糸で石に固定した画像です。

 

育成環境:温度19℃~20℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋付きの容器で腰水管理。

置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。

水やり:3日~1週間に一回程(葉水)。腰水の水が減ったら足してあげます。

換気:1週間に一回、5分程。

 

11/6~1/27

新芽が出てきている画像です。

2ヶ月程経ち新芽が出てきてくれています。

 

育成環境:温度10℃~22℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋付きの容器で腰水管理。

置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。

水やり:3日~1週間に一回程(葉水)。腰水の水が減ったら足してあげます。

換気:1週間に一回、5分程。

 

1/27~3/29

2ヶ月後の画像です。

2ヶ月程経ち、葉が形成されてきています。

 

育成環境:温度10℃~24℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋付きの容器で腰水管理。

置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。

水やり:3日~1週間に一回程(葉水)。腰水の水が減ったら足してあげます。

換気:1週間に一回、5分程。

 

3/29~4/12

2週間後の画像です。

2週間程経ち、根もだいぶ成長しているので、糸を切って活着しているか確かめてみようと思います。

 

逆さまにしている画像です。

逆さまにしても剝がれ落ちず、無事に活着してくれています。

今度も同じ環境で育てていこうと思います。

 

育成環境:温度18℃~26℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋付きの容器で腰水管理。

置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。

水やり:3日~1週間に一回程(葉水)。腰水の水が減ったら足してあげます。

換気:1週間に一回、5分程。

 

2022/4/12~9/27

5ヶ月後の画像です。

5ヶ月程経ち、葉が少し大きくなっているようです。

水やり、換気にかなりの時間がかかってしまうので、他の植物と一緒にオープンタイプの水槽にまとめてあげようと思います。

 

オープンタイプの水槽の画像です。

こちらの水槽で育てていこうと思います。

 

新たな容器に移してあげた画像です。

新たな水槽に置いてあげました。

 

育成環境:温度22℃~32℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋付きの容器で腰水管理。

置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。

水やり:1~2週間に一回程(葉水)。腰水の水が減ったら足してあげます。

換気:1~2週間に一回、5分程。

 

2022/9/27~2023/4/18

6ヶ月後の画像です。

6か月程経ち、オープンタイプの環境が合わなかったようで、新芽が茶色になり枯れてしまいました。

残念ながらこちらのコウヤコケシノブは諦めて、新たに蓋付きの容器で育ててみようと思います。

 

育成環境:温度9℃~26℃、光量500㏓~2000㏓程。オープンタイプの水槽。

置き場所:照明等で明るさを確保した場所。

水やり:1~2日間に1回程。

 

2023/4/18~

新たにコウヤコケシノブをモビロンバンドで石に固定した画像です。

新たにモビロンバンドで石に固定してあげました。

蓋付きの容器なので、今年は夏の暑さに気を付けながら育てていこうと思います。

 

育成環境:温度16℃~18℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋付きの容器を使用。

置き場所:照明等で明るさを確保した場所。

水やり:1~2週間に1回程。

換気:水やりの際に数分程。

 

テラリウム

根を用土に埋めてあげて育ててみようと思います。

 

1/11~

コウヤコケシノブを用土に植え付けた画像です。

 

育成環境:温度16℃~18℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋付きの容器で育てます。

置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。

水やり:3日~1週間に一回程。

換気:1週間に一回、5分程。

 

1/11~5/23

4ヶ月後の画像です。

4ヶ月程経ち、特に変化もなく育ってくれているようです。

植物の種類別に一つ、一つに分けていると、水やり、換気にかなりの時間がかかりますので、蓋の四隅にシリコン製のシールを貼り、通気性を良くした容器に、他の植物と一緒にまとめようと思います。

 

蓋の四隅にシリコン製のシールを貼ったもの

 

容器から取り出しキッチンペーパーの上で撮影した画像です。

容器から取り出してあげました。

根茎がだいぶ土に活着してくれています。

 

新たな容器に移してあげた画像です。

後は新しい容器に植え付けてあげて育てていこうと思います。

 

育成環境:温度10℃~28℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋付きの容器で育てます。

置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。

水やり:1~2週間に一回程。

換気:1~2週間に一回、5分程。

 

2022/5/23~10/11

5ヶ月後の画像です。

5ヶ月程経ち、夏の暑さのせいか、葉が茶色になり枯れてしまいました。

後、1枚緑色のものが残っていますので、上手く育ってくれるか心配ですが、涼しくなってきていますので、このままの環境で育てていこうと思います。

 

育成環境:温度18℃~32℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋の四隅にシリコン製のシールを貼り、通気性を良くした容器。

置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。

水やり:1~2週間に一回程。

換気:1~2週間に一回、5分程。

 

2022/10/11~2023/4/18

6ヶ月後の画像です。

6か月程経ち、夏の暑さのダメージが残っていたのか、葉が茶色になり枯れてしまいました。

残念ながらこちらのコウヤコケシノブは諦めて、今後またコウヤコケシノブをテラリウム環境で育ててみようと思います。

 

育成環境:温度9℃~26℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋の四隅にシリコン製のシールを貼り、通気性を良くした容器。

置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。

水やり:1~2週間に一回程。

換気:1~2週間に一回、5分程。

 

 

 

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