【金のなる木(カネノナルキ)】育て方・増やし方の方法

金のなる木の画像です。 多肉植物

金のなる木について

金のなる木の画像です。

分類はユキノシタ目ベンケイソウ科クラッスラ亜科クラッスラ属金のなる木になります。

名前の由来はある農家で新芽に5円玉を通し、そのまま成長させたところ、葉と葉の間にお金が生えてきたように見えたところからこの名前が名付けられたそうです。

他にも原産地の南アフリカが金の山地であることや、葉の形が小判に似ている為という説もあります。

ふっくらとした小判型の葉が特徴的な植物で、乾燥に強く育てやすい事から昔から人気の観葉植物で、うまく管理することが出来れば、冬に花を楽しむ事もできます。

 

観賞方法

鉢植え等。

 

原産国

南アフリカ。

 

 

 

 

育て方

金のなる木の画像です。

 

用土

水はけの良い土を好みます。

市販の多肉植物、サボテン用の培養土や赤玉土小粒、川砂、腐葉土を4:4:2の割合で混ぜ合わせ化成肥料を元肥として入れたもの等を使用します。

 

肥料

多肥を嫌う植物なので基本的に肥料は必要ありませんが、害虫の被害にあったもの等は真夏を避けた4~10月頃に液体肥料や固形の緩効性化成肥料を置き肥してあげると回復の手助けになります。

 

置き場所

風通し、日当たりが良い場所で育てられて下さい。

室内で育てる場合は日陰に弱い植物なので、日当たりの良い窓際等に置いてあげましょう。

夏場の直射日光は強すぎて葉焼けを起こす可能性があるので、明るい日陰か半日蔭に置いてあげましょう。

梅雨時期などの雨が多い季節は雨に当たり過ぎると水分が多すぎて根腐れを起こす可能性があるので、雨が当たらない軒下か室内に移動させて下さい。

冬場は霜が当たらない場所に移動させて下さい。

 

水やり

かなり乾燥気味な環境を好むので、水やりは控えめに育てるようにして下さい。

春から秋の気温20~30℃程の時期が生育期になり、この時期は土が乾ききってから2~3日後の夕方~夜にかけて水やりをして下さい。

鉢の大きさによっても水やりの頻度が変わるので、葉がシワシワになったら水やりをすると、元の肉厚な葉に戻るので失敗が少ないです。

冬場は休眠期になるので、水やりはほぼ必要ありません。

受け皿にたまった水はすぐに捨てるようにしましょう。

 

もっと多肉植物を知りたい人はこちらから

苔植物を知りたい人はこちらから

シダ植物を知りたい人はこちらから

 

苔、シダ植物のご購入はこちらから

 

 

植え替え

真夏を避けた4~10月頃が適期になります。

5号鉢以下の子株だと1~2年に1回、6号鉢以上の大株の場合は2~3年に1回植え替えてあげましょう。

数日前から水やりを控え、土を乾燥させておきます。

株を鉢から取り出してあげて根鉢を1/3程ほぐし、黒っぽく腐った根や、細く長く回っている根は清潔なハサミ等でカットしてあげます。

一回り大きい鉢に鉢底ネットと鉢底石を敷き、用土を鉢の1/3程入れてあげます。

株を鉢の中央に置いてあげ、隙間に用土を入れてあげます。

鉢の2㎝位下まで用土を入れ、風通しの良い、半日蔭に置いてあげ新芽が確認できるまで水やりは控えるようにしましょう。

 

害虫・病気

カイガラムシが付く事があるので、見つけ次第ヘラ等で落とすか、水で洗い流したり、広範囲に発生している場合は殺虫剤や木酢液等で駆除してあげましょう。

根元にまいて使用するタイプの薬剤をまいておくと害虫の予防になります。

うどんこ病という白い粉のようなカビが発生する事があるので、梅雨時期や夏場の湿度が高い時期は風通しの良い場所で管理して下さい。

 

 

 

 

増やし方

金のなる木の画像です。

 

挿し木

真夏を避けた4~10月頃が適期になります。

カットした芽を風通しの良い場所に置き切り口を乾燥させ、川砂や多肉植物用の土に挿します。

水を与えずに1ヶ月程管理すると根が出てくるので、根付いたら鉢に植え替えてあげましょう。

 

葉挿し

摘み取った葉の切り口を乾燥させ、川砂や多肉植物用の土を敷いた平皿などに浅く挿し、水を与えずに管理します。

新しい葉が育ったら古い葉を切り離してあげ、鉢に植え替えてあげましょう。

 

 

もっと多肉植物を知りたい人はこちらから

苔植物を知りたい人はこちらから

シダ植物を知りたい人はこちらから

 

苔、シダ植物のご購入はこちらから

 

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました