【ヒガンバナ】育て方・増やし方の方法

ヒガンバナの花の画像です。 山野草

ヒガンバナについて

白い花のヒガンバナの画像で

分類はヒガンバナ科ヒガンバナ属(リコリス属)ヒガンバナになります。

球根植物のひとつで、秋のお彼岸頃にカールした放射状の細い花びらをした花を咲かせ、古くから日本に自生している花です。

欧米では育てやすい事から、観賞用植物として楽しまれています。

花色は赤・白・黄色・オレンジ・ピンク・紫等様々な色があり、光沢のある花弁がとても綺麗で、園芸品種も多くつくられています。

暑さ寒さにも強く、大変育てやすい植物になるので、ガーデニング初心者の方にもおすすめです。

 

原産地

日本、中国。

 

 

 

 

 

育て方

ヒガンバナの花の画像です。

 

用土

水はけと通気性が良く、適度な保水性がある土が適しています。

配合する場合は赤玉土小粒、腐葉土、牛ふん堆肥を7:2:1の割合で混ぜ合わせたもの等を使用します。

 

肥料

肥料は特に必要ありませんが、葉のある冬の時期に緩効性化成肥料を施すと花の色が鮮やかになります。

 

置き場所

西日が当たらず日当たりが良く、水はけの良い場所で育ててあげましょう。

日当たりが悪いと翌年の花付きが悪くなるので注意が必要です。

水はけが悪い場合は高畝にして植え付けてあげるようにしましょう。

葉が出ている冬の時期は良く日に当たるようにしましょう。

耐寒性は強いのですが、積雪がひどい場合などは少し盛り土をしてあげましょう。

 

水やり

地植えの場合は基本的に水やりの必要はありませんが、あまりに雨が降らず乾燥がひどい時等は水をあげましょう。

鉢植えの場合は花が咲いてから葉が枯れるまでは、土が乾いたらたっぷりと水をあげて下さい。

夏場は地上部が枯れて休眠状態になるので、水やりの必要はありません。

 

 

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植え付け・植え替え

球根を植え付けるのは6月~8月頃が適期になります。

球根を入手したら乾燥する前に植え付けるようし、開花してから植え替えるのは株が傷む可能性があるので、まだ発芽していない球根の状態のものを植え付けてあげましょう。

鉢植えの場合は4~5号鉢に3~4球程が目安になり、鉢底ネット、鉢底石を鉢底に敷いてあげて、用土を鉢の3分の2程入れ、球根の尖った方を上向きにして、株間を5㎝程あけて置いてあげます。

球根の頭が少し見える位に土をかぶせてあげ、水やりをして管理します。

年に1回程植え替えを行い、球根を植え付ける時期と同様に、6~8月頃が適期になります。

地植えの場合は土に腐葉土を3割程混ぜてあげ、深さ10~15㎝程の植え穴を掘り、株間を15~20㎝程あけて球根の尖った部分を上向きにして置いてあげ、土を被せて水やりをして管理しましょう。

基本的に植え替えは必要ありませんが、増え過ぎてしまった時や風通しが悪い時等は、掘り上げて球根を整理してあげましょう。

植え替える時は、春から初夏頃に地上部の葉が枯れたのを目安に行います。

葉の生え際から15㎝程の所にスコップを垂直に挿し込んであげて、テコの力で掘り上げます。

子球ができているので、手で分けてあげ、乾燥する前に植え付けてあげましょう。

すぐに植え付けられない場合は濡れた新聞紙等で包み、乾燥を防いてあげましょう。

 

病気・害虫

花と葉と茎と根に毒をもっており、古くから稲作地にネズミやモグラ等を避ける為に植えられてきたので害虫が付く事はほとんどありません。

一方で、軟腐病という病気にかかりやすいので、水はけの良い環境を整えてあげましょう。

 

 

 

 

 

増やし方

白い花のヒガンバナの画像です。

 

分球

ヒガンバナの花の画像です。

 

春から初夏頃の地上部の葉が枯れた、4月~6月頃が適期になります。

葉の生え際から15㎝程の所にスコップを垂直に挿し込んであげて、テコの力で掘り上げます。

子球ができているので、手で分けてあげ、乾燥する前に植え付けてあげましょう。

すぐに植え付けられない場合は濡れた新聞紙等で包み、乾燥を防いてあげましょう。

 

 

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