タマシダについて
分類はツルシダ科タマシダ属タマシダになります。
日本に3種類程自生しており、葉が美しく丈夫で、初めての方にも育てやすい品種です。
観賞方法
生け花、フラワーアレンジ、鉢植え、お庭等。
分布
南日本。
育て方
用土
湿度の高い環境好むので、水ゴケやバークチップ、ベラボン等に植え付け、用土にカビが発生しないように、適度に乾燥させて下さい。
肥料
肥料は特に与えなくても育ちますが、与えた方が成長が早くなります。
肥料を与える場合は、成長期の春~秋頃に、希釈した液肥を10日に1回与えるか、暖効性の肥料をあげて下さい。
化成肥料を使用するとコバエの発生を予防できます。
温度
10℃以下にならないように注意し、屋外で育てられている場合、15℃以下位から室内に移動させて下さい。
置き場所
屋外
春~秋は屋外で大丈夫ですが、夏場は直射日光が当たり過ぎると、葉焼けをおこしてしまう恐れがあります。
あまり日が当たり過ぎる場所では50%~75%の遮光をしてあげて下さい。
気温が40℃を超えると葉焼けがおきやすくなりますので、日陰に移動させて下さい。
屋内
耐陰性があり屋内でも育てられますが、日光を当てた方が元気に育つのですが、あまり直射日光に当たり過ぎると葉焼けの原因になりますので、レース越しの窓際等の明るい場所で育てられて下さい。
エアコン等の風が直接当たると、葉が傷む恐れがありますので、直接風の当たらない場所に置いてあげて下さい。
水やり
気温が15℃以上の時は成長期になりますので、土の表面が乾燥したら沢山、水をあげて下さい。
15℃以下の時は成長が遅くなり、水をあまり必要としなくなりますので、土の表面が完全に乾いてから2~3日後に水をあげて下さい。
水やりの量を減らし葉が落ちてくるようであれば、水やりの回数・量を調整してください。
葉水
乾燥を防ぎ、害虫予防にもなりますので、できれば毎日1回は霧吹き等で葉水を行ってください。
ホコリやチリが葉に積もっている場合は、湿らせたティッシュペーパーやハンディモップ等で拭き取ってください。
植え替え
根詰まりを起こさないように2~3年に一回、一回り大きい鉢に植え替えます。
小さい鉢に植え替える場合は、根の量を減らして下さい。
増やし方
胞子
湿らせた水ゴケ等に蒔いてあげると発芽する事があります。
乾燥に大変弱いので、高湿度を保ち育てて下さい。
株分け
適期は5月~9月で、猛暑日には行わないようにして下さい。
元気な株を新しい用土に植えてあげ、発根していない場合は、土が乾燥しないように注意して下さい。
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