ヒトツバについて
分類はウラボシ科ヒトツバ属ヒトツバになります。
山地の岩や樹皮などに着生している常緑性のシダ植物で、根茎を張り巡らせて大きな一枚葉を立てるように付ける事から一ッ葉と呼ばれているそうです。
環境への適応能力が高く、江戸時代から園芸植物として人気があるシダ植物になります。
観賞方法
鉢植え、盆栽、お庭等。
分布
日本、東南アジアの暖かい地域。
育て方
用土
鹿沼土か軽石、又は鹿沼土と軽石を混ぜ合わせて水はけを良くした土を使用します。
肥料
肥料は特に必要ありませんが、葉色が良くない時等は薄めた液肥を葉水の要領であげてあげましょう。
置き場所
直射日光に当たり過ぎると葉焼けを起こす恐れがあるので、半日蔭~日陰で風通しが良い、明るい場所で育てて下さい。
霜が降りる冬場は霜が当たらない場所に移動させてあげるか、霜が当たらないように保護してあげましょう。
葉が落ちてしまう場合もありますが、暖かくなると匍匐茎から新芽が出てきてくれます。
水やり
鉢植えの場合は土の表面が乾いてから水をあげて下さい。
地植えの場合は、根付くまでは乾燥するまえに水をあげ、根付いてからからは自然の降雨に任せます。
あまりに雨が降らず乾燥がひどい時は水をあげて下さい。
増やし方
株分け
匍匐茎が広がり葉を出して増えるので、葉の付いた匍匐茎を用土に植え付けてあげましょう。
育成日記
ヒトツバを盆栽やポットに植えてあげて育て、経過を観察していこうと思います。
育成の参考になりますと幸いです。
盆栽
2024/2/5~
1本づつに分けたヒトツバを日陰の明るい屋外で育ててみようと思います。
育成環境:気温9℃~17℃。
用土:市販の基本の土を使用。。
置き場所:日陰の明るい屋外。
水やり:自然の降雨に任せます。
ポットに植えたもの
株分けしたヒトツバをポットに植えてあげ育てます。
5/24~
育成環境:気温19℃~30℃。
用土:市販の基本の土を使用。。
置き場所:日当たりのあるベランダ。
水やり:1~2週間に一回程。
5/24~7/25
2ヶ月程経ち、日当たりが良すぎたのか葉が茶色になり枯れてしまいました。
今度は日陰をつくってあげて育ててみようと思います。
育成環境:気温19℃~34℃。
用土:市販の基本の土を使用。。
置き場所:日当たりのあるベランダ。
水やり:1~2週間に一回程。
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