サワゴケについて
分類はタマゴケ科サワゴケ属サワゴケになり、タマゴケと似た蒴をつけます。
明るく水に濡れた土上や岩上に、ぽこぽことした塊で自生しています。
葉の色は鮮やかな黄緑色で、水滴を弾いている容姿はとても綺麗です。
分布
日本全土。
世界では朝鮮、インド、ネパール、アフリカ。
観賞方法
苔テラリウム等。
自生地情報
明るく水に濡れた土上や岩上に自生しています。
育て方
温度
苔を育てる温度は30℃くらいまでは問題ないと考えられていますが、夏場等は30℃を超えますので、蓋付きの容器で育てられる場合は、置き場所を調整し、育てられる事をお勧めいたします。
苔テラリウム等、容器で育てられる場合は直射日光が当たらない場所で管理する事で、容器内の気温上昇を抑える事が出来ます。
置き場所
レース越しの窓際等、直射日光が当たらない、涼しい場所で育てられて下さい。( 夏場の暑い時期は、容器内が高温になり蒸れてしまうので、玄関、トイレ等の涼しい場所に移動させて下さい。 )
水やり
苔が乾燥してきたと思われたら、霧吹き等で水をあげて下さい。
夏場等、日中の気温が高い時に水やりをすると蒸れて葉が茶色に変色する恐れがありますので、朝の涼しい時間、夕方に水やりをして下さい。
増やし方
移植法
種苔を直径2㎝位の小さな株に分け、根を軽く土に埋め、植え付けます。
直射日光が当たらない、涼しい場所で育てられて下さい。
育成日記
サワゴケをテラリウムや移植法、蒔きゴケ、葉挿し、石へ活着させて育て、経過を観察していこうと思います。
育成の参考になりますと幸いです。
テラリウム
11/11~
育成環境:温度18℃~19℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋付きの容器使用。
用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
水やり:3日~1週間に一回程。
換気:1週間に一回、5分程。
11/11~1/3
2ヶ月程経ちましたが、特に変化がなく順調に育ってくれているようです。
育成環境:温度10℃~21℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋付きの容器使用。
用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
水やり:3日~1週間に一回程。
換気:1週間に一回、5分程。
1/3~3/29
3ヶ月程経ち、だいぶ徒長してきたので、蓋を少しだけ開けて様子を見ようと思います。
育成環境:温度10℃~24℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋付きの容器使用。
用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
水やり:3日~1週間に一回程。
換気:1週間に一回、5分程。
3/29~5/23
2ヶ月程経ち、乾燥しすぎたのか、温度が上がったせいか分かりませんが、葉が茶色になってしまいました。
根元から新芽が生えてきていますので、枯れているわけではないようです。
水やり、換気の時間がかなりかかってしまうので、他の苔と一緒に、蓋にシリコン製のシールを貼り通気性を良くした容器に移してあげようと思います。
容器から取り出してあげました。
後は新しい容器に植え付けてあげ育てていこうと思います。
育成環境:温度18℃~28℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋を少しだけ開けて育てています。
用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
水やり:1~2週間に一回程。
換気:1~2週間に一回、5分程。
5/23~10/11
画像がなく申し訳ないのですが、夏の暑さのせいか、茶色になり枯れてしまいました。
残念ですがこちらのサワゴケは諦めて、新たにサワゴケの栽培に挑戦しようと思います。
育成環境:温度18℃~32℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋にシリコン製のシールを貼り通気性を良くした容器。
用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
水やり:1~2週間に一回程。
換気:1~2週間に一回、5分程。
移植法
11/11~
育成環境:温度18℃~19℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋付きの容器使用。
用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
水やり:3日~1週間に一回程。
換気:1週間に一回、5分程。
11/11~1/3
2ヶ月程経ちましたが、少し葉の元気がないように見えます。
暫く環境は変えず様子を見ようと思います。
育成環境:温度10℃~21℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋付きの容器使用。
用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
水やり:3日~1週間に一回程。
換気:1週間に一回、5分程。
1/3~7/2
6ヶ月程経ち、葉が茶色になってしまいました。
残念ですがこちらのサワゴケは諦めて、新たにサワゴケの移植法を試してみようと思います。
育成環境:温度10℃~32℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋付きの容器使用。
用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
水やり:1~2週間に一回程。
換気:1~2週間に一回、5分程。
蒔きゴケ
サワゴケの蒔きゴケの情報が少なく、上手く芽が出てくれるかは分かりませんがサワゴケの蒔きゴケを試してみようと思います。
11/21~
サワゴケを乾燥させ細かくします。
細かくしたものを用土の上に薄く敷いてあげて育てます。
育成環境:温度19℃~21℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋付きの容器使用。
用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
水やり:3日~1週間に一回程。
換気:1週間に一回、5分程。
11/21~1/3
葉の色がだいぶ茶色に変わってしまいました。
これから芽が出てきてくれるか分かりませんが、このままの環境で様子を見ていこうと思います。
育成環境:温度19℃~21℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋付きの容器使用。
用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
水やり:3日~1週間に一回程。
換気:1週間に一回、5分程。
1/3~2/27
2ヶ月程経ち、新芽が続々と出てきてくれています。
育成環境:温度10℃~21℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋付きの容器使用。
用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
水やり:3日~1週間に一回程。
換気:1週間に一回、5分程。
2/27~5/25
3ヶ月程経ち、新芽がだいぶ成長していますが、徒長気味のようです。
苔の種類別に一つ、一つに分けていると、水やり、換気にかなりの時間がかかりますので、蓋の四隅にシリコン製のシールを貼り、少し隙間を開けて通気性を良くした容器に、徒長対策も兼ねて、他の苔と一緒にまとめようと思います。
新しい容器に移してあげました。
育成環境:温度10℃~29℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋付きの容器使用。
用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
水やり:1~2週間に一回程。
換気:1~2週間に一回、5分程。
5/25~7/12
1~2ヶ月程経ち、環境を変えたのがいけなかったのか、植物体が茶色になってしまいました。
残念ながらこちらのサワゴケは諦めて、今後新たに密閉型の容器で、徒長対策の為、光を強めにあててあげて育ててみようと思います。
育成環境:温度24℃~32℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋にシリコン製のシールを貼り少し隙間を開けて育てています。
用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
水やり:1~2週間に一回程。
換気:1~2週間に一回、5分程。
葉挿し
サワゴケの葉挿しの情報が少なく、上手く芽が出てくれるかは分かりませんがサワゴケの葉挿しを試してみようと思います。
1/2~
サワゴケを1本、1本に分けてあげます。
後は蓋付きの容器で湿度を保ちながら育ててみようと思います。
育成環境:温度10℃~21℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋付きの容器使用。
用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
水やり:3日~1週間に一回程。
換気:1週間に一回、5分程。
1/2~2/27
2ヶ月程経ち、新芽が出てきてくれています。
育成環境:温度10℃~21℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋付きの容器使用。
用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
水やり:3日~1週間に一回程。
換気:1週間に一回、5分程。
2/27~5/25
3ヶ月程経ち、少し徒長気味のようです。
苔の種類別に一つ、一つに分けていると、水やり、換気にかなりの時間がかかりますので、蓋の四隅にシリコン製のシールを貼り、通気性を良くした容器に、徒長対策も兼ねて、他の苔と一緒にまとめようと思います。
容器から取り出してあげました。
仮根がだいぶ土に活着してくれています。
後は新しい容器に移してあげて育てていこうと思います。
育成環境:温度10℃~29℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋付きの容器使用。
用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
水やり:1~2週間に一回程。
換気:1~2週間に一回、5分程。
2022/5/25~10/31
4ヶ月程経ち、画像がなく申し訳ないのですが、夏の暑さで乾燥し過ぎたのか、茶色になり枯れてしまいました。
残念ながらこちらのサワゴケは諦めて、今度、育成する際は、こまめに水をあげ、温度管理に気を付けて育ててみようと思います。
育成環境:温度18℃~32℃、光量500㏓~2000㏓程。(蓋を外し通気性を良くし育てます。)
用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
水やり:1~2週間に一回程。
石への活着
オサワゴケの石への活着方法の情報が少なく、上手く活着してくれるかは分かりませんがサワゴケを石へ活着させてみようと思います。
1/3~
ある程度に分けたサワゴケを糸等で石に固定してあげます。
後は蓋付きの容器で湿度を保ちながら腰水で育ててみようと思います。
育成環境:温度10℃~19℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋付きの容器で腰水で育てます。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
水やり:3日~1週間に一回程(葉水)。腰水の水が減ったら足してあげます。
換気:1週間に一回、5分程。
1/3~1/27
3週間程経ち新芽が出てきてくれています。
育成環境:温度10℃~21℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋付きの容器で腰水で育てます。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
水やり:3日~1週間に一回程(葉水)。腰水の水が減ったら足してあげます。
換気:1週間に一回、5分程。
1/27~5/17
4か月程経ち、葉が茶色になってしまいました。
暖かくなって生え変わりの季節のようで、新芽が少しですが出てきてくれているので、このままの環境で様子を見ようと思います。
育成環境:温度10℃~28℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋付きの容器で腰水で育てます。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
水やり:3日~1週間に一回程(葉水)。腰水の水が減ったら足してあげます。
換気:1週間に一回、5分程。
2022/5/17~10/31
4ヶ月程経ち、画像がなく申し訳ないのですが、夏の暑さで乾燥し過ぎたのか、茶色になり枯れてしまいました。
残念ながらこちらのサワゴケは諦めて、今度、育成する際は、こまめに水をあげ、温度管理に気を付けて育ててみようと思います。
育成環境:温度18℃~32℃、光量500㏓~2000㏓程。(蓋を外し通気性を良くし育てます。)
用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
水やり:1~2週間に一回程(葉水)。腰水の水が減ったら足してあげます。
換気:1~2週間に一回、5分程。
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