ヒカゲノカズラついて
分類はヒカゲノカズラ植物門、ヒカゲノカズラ綱、ヒカゲノカズラ目、ヒカゲノカズラ科、ヒカゲノカズラ属、ヒカゲノカズラになります。
日当たりの良い場所に自生する常緑性のシダ植物になります。
乾燥に弱いので、苔テラリウム等での密閉空間で育てやすい種類になります。
観賞方法
苔テラリウム等。
分布
北海道~九州、琉球。
自生地情報
日当たりがある程度良い、山の斜面等に自生しています。
育て方
置き場所
レース越しの窓際等、直射日光が当たらない、涼しい場所で育てられて下さい。( 夏場の暑い時期は、容器内が高温になり蒸れてしまうので、玄関、トイレ等の涼しい場所に移動させて下さい。 )
水やり
シダ植物が乾燥してきたと思われたら、霧吹き等で水をあげて下さい。
葉から水分を吸収しますので、根元だけに水をあげるのではなく、株全体に水を吹きかけて下さい。
夏場等、日中の気温が高い時に水やりをすると蒸れて葉が茶色に変色する恐れがありますので、朝の涼しい時間、夕方に水やりをして下さい。
増やし方
根の部分からカットしたヒカゲノカズラを用土に埋めてあげて育てます。
育成日記
根の部分からカットしたヒカゲノカズラを、蓋付きの容器で育てて、経過を観察していこうと思います。
育成の参考になりますと幸いです。
根からカットしたもの
1/11~
根が生えている部分からカットしてあげたものを、用土に植え、蓋付きの容器で湿度を保ちながら育ててみようと思います。
育成環境:温度16℃~18℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋付きの容器使用。
用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
水やり:3日~1週間に一回程。
換気:1週間に一回、5分程。
1/11~4/12
3ヶ月程経ち、だいぶ大きく成長し、葉が蓋にあたってしまうので、カットしてあげます。
育成環境:温度10℃~26℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋付きの容器使用。
用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
水やり:3日~1週間に一回程。
換気:1週間に一回、5分程。
2022/4/12~10/31
6ヶ月程経ち、夏の暑さのせいで蒸れてしまったのか茶色になり枯れてしまいました。
残念ながらこちらのヒカゲノカズラは諦めて、今度は水やりをこまめにし、温度管理に気を付けて育ててみようと思います。
育成環境:温度18℃~32℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋付きの容器使用。
用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
水やり:1~2週間に一回程。
換気:1~2週間に一回、5分程。
根のないもの
根のない部分からカットしたヒカゲノカズラを蓋付きの容器で湿度を保ちながら育ててみようと思います。
4/12~
育成環境:温度24℃~26℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋付きの容器使用。
用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
水やり:3日~1週間に一回程。
換気:1週間に一回、5分程。
2022/4/12~10/31
6ヶ月程経ち、夏の暑さのにも耐え、特に変化なく育ってくれているようです。
水やり、換気にかなりの時間がかかってしまうので、他の植物と一緒にオープンタイプの容器にまとめてあげようと思います。
新たな容器に置いてあげました。
オープンタイプの容器なので湿度、温度管理に気を付けながら育てていこうと思います。
育成環境:温度18℃~32℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋付きの容器使用。
用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
水やり:1~2週間に一回程。
換気:1~2週間に一回、5分程。
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