【シャガ】育て方・増やし方の方法

山野草

シャガついて

分類はアヤメ科アヤメ属シャガになります。

春に白い花に青い斑点が入っている綺麗な花を咲かせます。

湿った森林等に自生している常緑多年草になり、葉には厚みがあり強い光沢があるので花の咲いていない時期も見栄えがします。

お庭では半日蔭の少し乾燥した土に適しているので、下草として昔から親しまれています。

 

観賞方法

鉢植え、切花等。

 

原産地

日本、中国。

 

 

 

 

 

育て方

 

用土

水はけの良い土だと土質を選ばず、赤玉土小粒、腐葉土を7:3の割合で配合させたものや、市販の草花用培養土等で育ちます。

 

肥料

鉢植え等の場合、花が咲いた後に油かすの玉肥を2~3個与えます。

葉の色が悪くなっていたら、山要素等量配合の液体肥料を1週間おきに2~3回与えて下さい。

庭植えの場合は特に必要ありません。

 

置き場所

やや湿り気がある、半日蔭~明るい日陰で育ちます。

耐陰性はありますが、暗すぎると育ちが悪くなります。

0℃より温度が低くなる寒冷地では鉢植えで楽しまれる事をお勧めし、冬場は室内等に移動させて下さい。

 

水やり

鉢植え等の場合は土が乾いてから沢山あげて下さい。

水分不足が続くと葉が傷んでしまうので注意が必要です。

お庭等に植えられている場合は、雨が長期間降らず乾燥が続かない限り水やりは必要ありません。

 

植え替え

鉢植えの場合は根詰まりを起こしやすいので、毎年の植え替えが必要です。

一回り大きい鉢に根の量を減らしてあげて、植え付けて下さい。

庭植えの場合、特に植え替えの必要はありません。

  

 

 

 

増やし方

 

株分け

3~5株で1株になるように根をカットし、葉の部分も長さが3分の1位になるようにカットしてあげ、用土に植え付けます。

暫くは水切れに注意し、管理して下さい。

 

 

 

 

育成日記

シャガをポットに植えて育て、経過を観察していこうと思います。

育成の参考になりますと幸いです。

 

ポットに植えたもの

1株に分けたシャガをポットに植えてあげ育てます。

 

5/24~

 

育成環境:気温19℃~30℃。

用土:市販の基本の土を使用。

置き場所:日当たりのあるベランダ。

水やり:1~2週間に一回程。

5/24~10/26

5ヵ月程経ち、夏の暑さで乾燥し過ぎたのか葉先がだいぶ茶色になってきています。

今後、乾燥に気を付けながら様子を見ていこうと思います。

 

育成環境:気温11℃~32℃。

用土:市販の基本の土を使用。

置き場所:日当たりのあるベランダ。

水やり:1~2週間に一回程。

 

2022/10/26~2023/2/5

 

 

3ヶ月程経ち、ポットの端から新芽が出てきてくれています。

ベランダに置いていると、物が落ちてきてポットが倒れてしまう可能性があるので、明るい室内で育てていこうと思います。

 

育成環境:気温0℃~23℃。

用土:市販の基本の土を使用。

置き場所:日当たりのあるベランダ。

水やり:1~2週間に一回程。

 

2023/2/5~2023/6/19

4ヶ月程経ち、水分が足りないようで新芽が一つ枯れてしまいました。

後一つの新芽も元気がないので、半日蔭で雨の当たる屋外に移動させてあげようと思います。

 

育成環境:気温0℃~31℃。

用土:市販の基本の土を使用。

置き場所:室内。

水やり:1~2週間に一回程。

 

 

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