【苔植物】カタハマキゴケの育て方・増やし方の方法

苔植物
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カタハマキゴケついて

分類はセンボンゴケ科ハマキゴケ属カタハマキゴケになります。

南方ではカタハマキゴケが多く、ハマキゴケの自生の記録はないようです。

スナゴケのように水分を与えると、乾燥し縮まっていた葉が、パーと開きます。

 

観賞方法

苔テラリウム等。

 

分布

本州~琉球列島。

世界では、アジア、ヨーロッパ、北・南アメリカ、オセアニア。

 

自生地情報

陽当たりの良い石垣や、コンクリート壁等に群生します。

 

 

 

 

 

育て方

窓際、光源の下等、光を確保できる場所で育てられて下さい。

テラリウムで楽しまれる場合は、蓋が付いていないオープンタイプのものをお勧めします。

 

温度

苔を育てる温度は30℃くらいまでは問題ないと考えられていますが、夏場等は30℃を超えますので、置き場所を調整し、育てられる事をお勧めいたします。

苔テラリウム等、容器で育てられる場合は直射日光が当たらない場所で管理する事で、容器内の気温上昇を抑える事が出来ます。

 

置き場所

レース越しの窓際等、直射日光が当たらない、涼しい場所で育てられて下さい。( 夏場の暑い時期は、容器内が高温になり蒸れてしまうので、玄関、トイレ等の涼しい場所に移動させて下さい。 )

 

 

水やり

苔が乾燥してきたと思われたら、霧吹き等で水をあげて下さい。

葉から水分を吸収しますので、根元だけに水をあげるのではなく、株全体に水を吹きかけて下さい。

夏場等、日中の気温が高い時に水やりをすると蒸れて葉が茶色に変色する恐れがありますので、朝の涼しい時間、夕方に水やりをして下さい。

 

湿潤時の葉の様子

 

乾燥時の葉の様子

 

カタハマキゴケに霧吹きで水を与えた時の葉の開く様子を撮影しています。

ギターも自分で演奏しているのですがまだまだ下手くそで、どうぞ温かい耳で聞いて下さい。

 

 

 

 

 

増やし方

 

移植法

ある程度に分けたカタハマキゴケを用土に軽く埋めてあげ、蓋を外し通気性を良くして育てます。

 

 

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育成日記

カタハマキゴケをテラリウムや移植法、蒔きゴケ、葉挿し、石へ活着させて育て、経過を観察していこうと思います。

育成の参考になりますと幸いです。

 

テラリウム

ある程度に分けたカタハマキゴケを用土に軽く埋めてあげて、蓋を外しオープンにして育ててみようと思います。

1/14~

 

育成環境:温度14℃~16℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋付を外してオープンにして育てます。

用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。

置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。

水やり:3日~1週間に一回程。

 

2022/1/14~5/17

4か月程経ち、乾燥しすぎるのか、葉がだいぶ茶色になってしまいました。

日当たりの良い、乾燥気味の場所に自生しているのですが、山地にある為、やはり湿度がある程度はあるのかもしれません。

残念ながらこちらのテラリウムは諦めて、今後新たに作成しようと思います。

 

育成環境:温度10℃~28℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋付を外してオープンにして育てます。

用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。

置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。

水やり:3日~1週間に一回程。

 

2023/5/29~

新たにある程度に分けたカタハマキゴケを蓋付きの容器で密閉空間の環境に植え付けてあげました。

日当たりの良い場所に自生しているので、光量を強めに当てて育てていこうと思います。

 

育成環境:温度27℃~29℃、光量3000㏓~4000㏓程。蓋付きの容器で密閉空間の環境で育てます。

用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。

置き場所:照明等で明るさを確保した場所。

水やり:1~2週間に1回程。

換気:1~2週間に1回、5分程。

 

移植法

ある程度に分けたカタハマキゴケを用土に軽く埋めてあげて、蓋を外しオープンにして育ててみようと思います。

1/14~

 

育成環境:温度14℃~16℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋付を外してオープンにして育てます。

用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。

置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。

水やり:3日~1週間に一回程。

 

1/14~6/28

5か月程経ちましたが、特に変化はないようです。

 

育成環境:温度10℃~31℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋付を外してオープンにして育てます。

用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。

置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。

水やり:1~2週間に一回程。

 

2022/6/28~10/31

4ヶ月程経ち、夏の暑さのせいか葉が少し茶色になってきています。

水やり、換気にかなりの時間がかかってしまうので、他の植物と一緒にオープンタイプの水槽にまとめてあげようと思います。

 

こちらの水槽で育てていこうと思います。

 

新たな水槽に置いてあげました。

オープンタイプの水槽なので湿度、温度管理に気を付けながら育てていこうと思います。

 

育成環境:温度18℃~32℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋付を外してオープンにして育てます。

用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。

置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。

水やり:1~2週間に一回程。

 

2022/10/31~2023/3/19

4ヶ月程経ち、夏の暑さのダメージが残っていたのか、葉が茶色になり枯れてしまいました。

残念ながらこちらのカタハマキゴケは諦めて、新たに移植法で育ててみようと思います。

 

新たに植え付けてあげました。

今度は夏の暑さ・乾燥に気を付けながら育てていこうと思います。

 

育成環境:温度9℃~26℃、光量500㏓~2000㏓程。オープンタイプの水槽。

用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。

置き場所:照明等で明るさを確保した場所。

水やり:1~2週間に一回程。

 

石への活着

カタハマキゴケの石への活着方法の情報が少なく、上手く活着してくれるかは分かりませんがカタハマキゴケを石へ活着させてみようと思います。

1/14~

ある程度に分けたカタハマキゴケを糸等で石に固定してあげます。(モビロンバンド等は伸縮性があるので固定しやすいと思います。)

 

後は蓋を外しオープンにして、腰水で育ててみようと思います。

 

育成環境:温度14℃~16℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋付を外してオープンにして育てます。

用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。

置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。

水やり:3日~1週間に一回程。

 

1/14~6/28

5か月程経ちましたが、特に変化がありません。

 

育成環境:温度10℃~31℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋付を外してオープンにして育てます。

用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。

置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。

水やり:1~2週間に一回程。

 

2022/6/28~10/3

3ヶ月程経ち、夏の暑さのせいで乾燥し過ぎたのか、少し茶色の部分が増えています。

水やり、換気にかなりの時間がかかってしまうので、他の植物と一緒にオープンタイプの水槽にまとめてあげようと思います。

 

こちらの水槽で育てていこうと思います。

 

新たな水槽に置いてあげました。

オープンタイプの水槽なので湿度、温度管理に気を付けながら育てていこうと思います。

 

育成環境:温度22℃~32℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋付を外してオープンにして育てます。

用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。

置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。

水やり:1~2週間に一回程。

 

2022/10/3~2023/3/19

5ヶ月程経ち、夏の暑さのダメージが残っていたのか、葉が茶色になり枯れてしまいました。

残念ながらこちらのカタハマキゴケは諦めて、今度は夏の暑さ・乾燥に気を付けながら育ててみようと思います。

 

育成環境:温度9℃~26℃、光量500㏓~2000㏓程。オープンタイプの水槽。

用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。

置き場所:照明等で明るさを確保した場所。

水やり:1~2週間に一回程。

 

蒔きゴケ

カタハマキゴケの蒔きゴケの情報が少なく、上手く芽が出てくれるかは分かりませんがカタハマキゴケの蒔きゴケを試してみようと思います。

1/15~

カタハマキゴケを乾燥させて細かくカットしてあげます。

細かくカットしたもの

 

後は蓋を外しオープンにして育ててみようと思います。

 

育成環境:温度15℃~17℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋付を外してオープンにして育てます。

用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。

置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。

水やり:3日~1週間に一回程。

 

1/15~6/28

5か月程経ちましたが、少し量が減ったように見えます。

葉は緑色なので暫くこのままの環境で様子を見ていこうと思います。

 

育成環境:温度10℃~31℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋付を外してオープンにして育てます。

用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。

置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。

水やり:1~2週間に一回程。

 

2022/6/28~10/31

4ヶ月程経ち、画像がなく申し訳ないのですが、夏の暑さで乾燥し過ぎたのか、茶色になり枯れてしまいました。

残念ながらこちらのカタハマキゴケは諦めて、今後、湿度、温度管理に気を付けて、新たにカタハマキゴケの蒔きゴケに挑戦してみようと思います。

 

育成環境:温度18℃~32℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋付を外してオープンにして育てます。

用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。

置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。

水やり:1~2週間に一回程。

 

葉挿し

カタハマキゴケの葉挿しの情報が少なく、上手く芽が出てくれるかは分かりませんがカタハマキゴケの葉挿しを試してみようと思います。

1/16~

カタハマキゴケを1本、1本に分けてあげます。

 

後は蓋を外しオープンにして育ててみようと思います。

 

育成環境:温度16℃~21℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋付を外してオープンにして育てます。

用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。

置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。

水やり:3日~1週間に一回程。

 

1/16~6/28

5か月程経ちましたが、特に変化がありません。

 

育成環境:温度10℃~31℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋付を外してオープンにして育てます。

用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。

置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。

水やり:1~2週間に一回程。

 

6/28~10/3

3ヶ月程経ち、夏の暑さで乾燥し過ぎたのか、葉が茶色になってきています。

水やり、換気にかなりの時間がかかってしまうので、他の植物と一緒にオープンタイプの水槽にまとめてあげようと思います。

 

こちらの水槽で育てていこうと思います。

 

新たな水槽に置いてあげました。

これから上手く育ってくれるか心配ですが、湿度、温度管理に気を付けながら育てていこうと思います。

 

育成環境:温度22℃~32℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋付を外してオープンにして育てます。

用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。

置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。

水やり:1~2週間に一回程。

 

 

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