ヒロハフウリンホオズキについて
分類はナス科ホオズキ属ヒロハフウリンホオズキになります。
江戸時代の末期に飼料に混じって日本に入ってきたと言われており、土壌を選ばずに成長し、荒れ地、林縁、道端、牧草地、畑等で自生しています。
葉の幅が広く、フウリンのような果実を付ける事からこの名前が付けられたそうです。
増え過ぎて畑などに被害が出てしまうので、育てられる際は増えないように十分に気を付けて、楽しむようにしましょう。
観賞方法
鉢植え、お庭等。
原産国
熱帯アメリカ。
育て方
用土
鉢植えの場合は市販の草花用培養土が便利です。
自分で配合する場合は赤玉土(小~中粒)と腐葉土、川砂を5:3:2で混ぜ合わせた土等を使用します。
地植えの場合はナス、ピーマン、トマト等のナス科の植物を育ててから3年以内の場所は連作障害が発生する可能性があるので避けるようにしましょう。
人の手が加わっていない土は酸性濃度が高くなっているので、苦土石灰を混ぜ込み、中性~弱酸性にしてあげ、1~2週間経った後に、堆肥や腐葉土を混ぜ込み、1週間程寝かせてから使用します。
置き場所
原産地が日照に恵まれた場所なので、日光を好みます。
光量が足りないと徒長したり、株が弱ってしまう恐れがあるので、最低でも6時間程の日照時間を確保できる場所で育てられて下さい。
地植えの場合は水はけが悪いと白絹病が発生する恐れがあるので、水はけが悪い場合は少し土を盛って植え付けてあげましょう。
冬場はある程度の耐寒性はあるものの、気温が0℃が下回ると株が傷む恐れがあるので、ビニールフィルムや布等で防寒対策をしてあげましょう。
増え過ぎて畑に被害が及ぶ事があるので、庭に植える場合は根が伸びないよう地中で囲ってあげる等の対策をして、増え過ぎに十分注意して楽しむようにしましょう。
水やり
鉢植えの場合は土の表面が乾燥してからたっぷりと水をあげて下さい。
夏場は温度の高い時間帯に水をあげると蒸れて株が傷む恐れがあるので、朝の涼しい時間帯や夕方の気温が下がってから水をあげて下さい。
植え付け
3~4月頃が適期になります。
鉢から取り出してあげ、大きめの鉢や庭に植え付けてあげましょう。
増え過ぎて畑に被害が及ぶ事があるので、庭に植える場合は根が伸びないよう地中で囲ってあげる等の対策をし、増え過ぎに十分注意して楽しむようにしましょう。
増やし方
種まき
4月~5月頃が適期になります。
平鉢や底面の広い浅い容器に赤玉土小粒を入れ、5㎝程の間隔をあけて2~3粒ずつ種を蒔いてあげます。
土を薄く被せてあげ、風通しの良い明るい日陰で土が乾燥しないように水をあげます。
発芽したら芽を間引いてあげ、本葉が4~5枚程になったら鉢や庭に植え替えてあげましょう。
増え過ぎて畑に被害が及ぶ事があるので、庭に植える場合は根が伸びないよう地中で囲ってあげる等の対策をし、増え過ぎに十分注意して楽しむようにしましょう。
株分け
3~4月頃が適期になります。
地下茎を掘り上げ、3~4節にカットしてあげて植え付けてあげ、水切れに注意しながら管理しましょう。
増え過ぎて畑に被害が及ぶ事があるので、庭に植える場合は根が伸びないよう地中で囲ってあげる等の対策をし、増え過ぎに十分注意して楽しむようにしましょう。
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