ベニバナトキワマンサクについて
分類はマンサク科トキワマンサク属ベニバナトキワマンサクになります。
4~5月頃に糸状の細い花びらのピンクや白の花を一斉に咲かせ、木全体が花に覆われているように見える程、華やかな常緑樹になります。
和風、洋風、どちらの雰囲気にも合い、街路樹や公園、マンション等によく植栽されており、芽吹く力が強く剪定しても耐える為、生垣としても利用されています。
観賞方法
庭植え、鉢植え等。
原産国
中国。
育て方
用土
肥沃で水はけと保水性が良い土を好みます。
赤玉土中粒に完熟腐葉土かバーク堆肥を半量混ぜ合わせたもの等を使用します。
肥料
鉢植えの場合は3月頃の開花前に緩効性肥料を与えてあげましょう。
地植えの場合は2月頃に寒肥として緩効性肥料か有機質肥料を株元に与えてあげます。
置き場所
日当たりと風通しの良い場所を好みます。
日陰でも育ちますが、日当たりが悪いと花付きが悪くなるので、できるだけ日当たりの良い場所で育ててあげましょう。
水やり
鉢植えの場合は土の表面が乾いてから、鉢底から水が流れる位たっぷりと水をあげて下さい。
地植えの場合は2年未満の株は土の表面が乾いてからたっぷりと水をあげます。
2年以上経つ株は特に水やりの必要はありませんが、雨が降らず乾燥がひどい時は水をあげて下さい。
植え付け・植え替え
春と秋が植え付け・植え替えの適期になります。
根鉢の2~3倍の幅と深さの植穴を掘り、腐葉土か堆肥を土に混ぜ込んで植え付けます。
植え付け後はたっぷりと水を与え、株がぐらつく場合は支柱を立てて支えてあげましょう。
大きく成長するので、広い場所に植え付けて下さい。
植え替えは数年に1度を目安に、一回り大きな鉢に植え替えてあげ、鉢底に有機質肥料か緩効性化成肥料を元肥として与えて、株がぐらつく場合は支柱で支えてあげましょう。
剪定
開花後の4月~5月頃が適期になります。
枝が混み合うと病害虫が発生する事があるので、毎年間引き剪定をしてあげましょう。
害虫・病気
基本的に病害虫の心配がない木ですが、天気が悪い日が続くとカイガラムシが発生する事があります。
風通しの良い場所に植え付けてあげて予防するようにし、見つけ次第薬剤で駆除してあげましょう。
増やし方
挿し木
6月~8月頃に今年出た若い枝を、10~20㎝程にカットしてあげ、1時間程切り口を水に浸けておきます。
土の3分1程埋まるように挿してあげ水をたっぷりとあげ、空気穴を空けた透明なビニール袋等覆い湿度を保ってあげます。
根付くまでは風通しが良い、明るい日陰で管理して下さい。
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