トップスプレンダーについて
分類はベンケイソウ科エケベリア属トップスプレンダーになります。
葉の色は灰色がかった緑色で、秋頃に株の脇から花芽がでて、オレンジ色の綺麗な花が咲きます。
トップシータービーとも呼ばれ、名前の意味は逆さまや、あべこべ。
葉が反り返り逆さまについているように見える事から名付けられたそうです。
エケベリアの中でも育てやすく、広く育てられている種類になります。
育て方
置き場所
トップスプレンダーは多肉植物では珍しく、冬よりも夏が苦手な植物になります。
日当たりの良い場所を好みますが、夏場は直射日光に当たり過ぎると枯れてしまう恐れがありますので、半日蔭で育てられて下さい。
移動できない場合は30~50%の遮光ネットで、日差しを遮ってあげて下さい。
冬場は直射日光に当たっていても枯れることはありません。
梅雨の時期は雨が継続的にかかる場所は避け、屋根等の雨が直接かからない場所に移動させて下さい。
年間を通して風通りの良い場所で育てられて下さい。
用土
市販の多肉植物の土を使用され、配合土を使いたい場合は赤玉土(小粒)、鹿沼土(小粒)をベースに、ピートモス、川砂、くん炭、を混ぜ合わせます。
水やり
夏場
夏場の水やりは極力控え、葉が萎えてきた時は夕方に土が湿る位の水をあげて下さい。
冬場
冬場も乾燥気味に管理され、1週間以上土が湿った状態だと根腐れを起こす恐れがありますので、
あまり多くあげ過ぎないようにしてください。
温度
耐寒温度は0℃となり、夏の多湿な環境を嫌います。
冬場の霜は多少であれば大丈夫ですが、当たり過ぎると枯れてしまう恐れがあるので注意が必要です。
肥料
窒素を多く含んでいるものを使用し、年に1回、春は4~5月頃、秋は9月頃に2000倍に薄めた液肥をあげて下さい。
植え替え・植え付け
植え替えは1~2年に1回行い、3~9月が適期で、晴れた日に行うのが良いでしょう。
容器からだしてあげ、古い土はできるだけ取り除き、根が伸びすぎているようだしたらハサミ等でカットしてあげます。
カットした場合は切り口が腐らないように、3~4日程日陰で乾燥させ新しい容器に移してあげます。
最初は日陰で育てられ、徐々に日光に当たるようにして下さい。
病気
風通しの悪い場所で育てると、根腐れをおこしカビ類の病気にかかる恐れがあります。
日当たりの悪い場所は避け、多湿な環境にならないように育てて下さい。
増やし方
葉挿しといい、葉を根元部分から取ってあげて、日陰の明るい場所で土の上に置いてあげます。
根や芽がでるまでは水を与えず、発芽、発根してから水をあげて下さい。
大きくなると株分けでも増やす事が出来ます。
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