アメリカフウロについて
分類はフウロソウ科フウロソウ属アメリカフウロになります。
小さい可愛らしい花を咲かせ、長い期間楽しむ事ができる植物です。
戦後に牧草等に種子が混ざって日本に入ってきたと言われている帰化植物です。
ネイティブインディアンが薬草として使用したとされている植物で、葉、茎、根を食べる事ができます。
効能としては、消毒、収れん作用、強壮があり、胃腸炎、内出血、月経過多の治療に使用される事があるそうです。
特に毒はないのですが、タンニンが多いので食べ過ぎるとお腹を壊す可能性があります。
観賞方法
鉢植え、お庭等。
原産国
北アメリカ。
育て方
用土
山野草の培養土等。
肥料
特に必要ありません。
置き場所
明るい場所で育てて下さい。
真夏の直射日光や西日に弱いので、午前中だけ日が当たる場所か半日蔭に植えてあげましょう。
水やり
鉢植えの場合は土が乾燥してから水をあげて下さい。
地植えの場合は特に水やりの必要はありませんが、長く雨が降らず乾燥がひどい時は水をあげて下さい。
植え付け
2~3月頃が適期になります。
鉢植えの場合は一回り大きな鉢に植え付けてたっぷりと水をあげましょう。
地植えの場合は土に腐葉土を混ぜ込み植え付けて水をあげて下さい。
害虫・病気
ヨウトムシ、アブラムシ、ハダニが付く事があり、植物を食害し株が弱ってしまうので、見つけ次第取り除いて薬剤等で駆除してあげましょう。
葉の表面に白い粉をかけたようになるうどんこ病にかかる事があります。
病気の部分は取り除き薬剤で防除してあげましょう。
増やし方
種まき
花が終わると2㎝程の果実を形成し、その基部に種子が入った袋が形成されます。
熟成すると果実が割れて反り返るようになり、種子が自分から投げ飛ばされて増えていきます。
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