タカサゴフヨウについて
分類はアオイ科ヤノネボンテンカ属タカサゴフヨウになります。
白い花の中心が赤黒い紫色をしている、小さくて可憐な雰囲気があるとても可愛らしい花です。
別名はヤノネボンテンカともいい、葉が矢じりの形をしており、花が梵天花に似ていることからこう呼ばれているようです。
またミニフヨウとも呼ばれています。
フヨウが花径15㎝程に対し、ミニフヨウの花径は5㎝程になります。
観賞方法
鉢植え、お庭等。
原産国
南アメリカ。
育て方
用土
湿り気のある土を好みますが、水が溜まらないように注意して下さい。
赤玉土と腐葉土もしくはバーク堆肥を7:3で混ぜ合わせたものを使用します。
肥料
地植えの場合は肥料は特に必要ありません。
鉢植えの場合は元肥として緩効性肥料を用土に混ぜ込んでおき、開花中は薄めた液肥を10日に1回程与えてあげましょう。
置き場所
日当たりの良い場所を好むので、日当たりが良く、水はけの良い場所で育てて下さい。
水やり
鉢植えの場合は土の表面が乾いてからたっぷりと水をあげて下さい。
地植えの場合は特に必要ありませんが、雨が降らず乾燥がひどい時は水をあげて下さい。
植え付け
春が植え付けの適期になりますが、暖地では秋でも植え付ける事ができます。
深さ20~30㎝程の植え穴を掘り、3割程の腐葉土かバーク堆肥を掘り上げた土と混ぜ合わせ株の周りに戻してあげましょう。
害虫・病気
病気は特に心配しなくていいのですが、夏場にハマキムシが付く事があるので、見つけ次第、駆除するようにしましょう。
増やし方
挿し木
新芽が固まってからカットしてあげ、バーミキュライト等に挿して発根してあげましょう。
種まき
種を一晩水に浸け、育苗箱等の底の浅い容器にピートモスと赤玉土小粒を混ぜた用土を入れ、浅い溝を作ってあげて種が重ならないように蒔きます。
軽く土を被せ、土が乾燥しないように水やりをしながら半日蔭で管理し、発芽したら間引いてあげます。
本葉が4~5枚程になったら育苗ポット等に植え替え、ある程度育ったら鉢や地面に植え替えてあげましょう。
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