シロツメグサについて
分類はマメ科トリフォリウム属シロツメグサ(クローバー)になります。
マメ科の常緑多年草で、牧草や公園・河川敷等で芝生の代わりに使用される事もあります。
葉色が鮮やかなものや葉に模様があるもの、全て四つ葉のもの等、園芸品種も多く観賞用として栽培されたりしています。
名前の由来は江戸時代にオランダから輸入されたガラス製品の詰め物として使用されていた事からツメクサと呼ばれるようになったそうです。
観賞方法
プランター等。
原産国
北半球の温帯及び南アメリカ。
育て方
用土
地植えの場合は特に土質を選ばず育ってくれます。
鉢植えの場合は赤玉土小粒と腐葉土を6:4で混ぜ合わせたものや、市販の草花用培養土を使用します。
肥料
シロツメクサは土の中の根粒菌と共生し空気中の窒素を取り込み土の中に蓄える事ができるので、特に肥料がなくても育ってくれます。
成長が悪い時などは月に1回、化成肥料や液体肥料を与えてあげましょう。
置き場所
日当たりが良く乾燥気味の場所を好みますが、暑さに弱いので半日蔭の場所で育ててあげます。
水やり
土が乾いたら水をたっぷりとあげます。
地植えの場合は特に水やりの必要はありませんが、雨が長く降らず乾燥が続く時などは水をあげましょう。
冬場は吸水力が弱まるので水やりを控えめにして乾燥気味に管理して下さい。
種まき
種まきの適期は3~6月頃か9~11月頃になります。
地植えの場合は種まきをする前に土を耕し、ある程度土を柔らかくしてから蒔いてあげます。
種が重ならないように蒔いてあげ、土を1~2㎝程かぶせて発芽するまでは日陰で管理し、土が乾燥しないように水をあげましょう。
害虫・病気
アブラムシやハダニが発生する事があり、アブラムシは薬剤を散布して駆除してあげ、ハダニは葉水をする事で予防する事ができます。
カビや細菌により葉が白っぽくなる事があります。
広がる恐れがあるので薬剤等を散布して駆除するようにしましょう。
増やし方
株分け
シロツメクサの根元をスコップ等で土ごと取ってあげて植えたい場所に植え付けてあげましょう。
株分けの際に根が切れてしまっても根づく力が強いので問題ありません。
挿し木
葉が付いている茎を清潔なハサミ等でカットしてあげ、茎を寝かせるようにして土に植えておきます。
1週間程すると伸びて成長してくれます。
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