ケゼニゴケついて
分類はアズマゼニゴケ科ケゼニゴケ属ケゼニゴケになります。
湿った場所好み、低地の庭、沢沿いの湿岩上や水没する場所、石灰岩地等の広範囲に自生します。
葉状体は暗い緑色~浅い緑色で、ビロードのような光沢と質感があります。
観賞方法
苔テラリウム等。
分布
日本全土。
世界では、インド、ネパール、ニュージーランド、ハワイ、ヨーロッパ、アフリカ、南北アメリカ。
自生地情報
湿った場所好み、低地の庭、沢沿いの湿岩上や水没する場所、石灰岩地等の広範囲に自生します。
育て方
温度
苔を育てる温度は30℃くらいまでは問題ないと考えられていますが、夏場等は30℃を超えますので、置き場所を調整し、育てられる事をお勧めいたします。
苔テラリウム等、容器で育てられる場合は直射日光が当たらない場所で管理する事で、容器内の気温上昇を抑える事が出来ます。
置き場所
レース越しの窓際等、直射日光が当たらない、涼しい場所で育てられて下さい。( 夏場の暑い時期は、容器内が高温になり蒸れてしまうので、玄関、トイレ等の涼しい場所に移動させて下さい。 )
水やり
苔が乾燥してきたと思われたら、霧吹き等で水をあげて下さい。
葉から水分を吸収しますので、根元だけに水をあげるのではなく、株全体に水を吹きかけて下さい。
夏場等、日中の気温が高い時に水やりをすると蒸れて葉が茶色に変色する恐れがありますので、朝の涼しい時間、夕方に水やりをして下さい。
増やし方
移植法
ある程度に分けたケゼニゴケを用土に軽く埋め、水切れを起こさないよう用土に水が溜まるぐらいにあげて育てます。
育成日記
ケゼニゴケをテラリウムや移植法、葉挿し、水中化、石へ活着させて育て、経過を観察していこうと思います。
育成の参考になりますと幸いです。
テラリウム
ある程度に分けたケゼニゴケを用土に埋めてあげ、水切れを起こさないよう用土に水が溜まるぐらいにあげて、オープンタイプの容器で育ててみようと思います。
2/28~
育成環境:温度10℃~12℃、光量500㏓~2000㏓程。オープンタイプの容器で水切れを起こさないよう用土に水が溜まるぐらいにあげて育てます。
用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
水やり:3日~1週間に一回程。
2/28~4/12
1ヶ月程経ち、もともと乾燥して色が悪く、弱っていたのか茶色になり枯れてしまいました。
残念ですがこちらのテラリウムは諦めて、新たに作成しようと思います。
育成環境:温度18℃~26℃、光量500㏓~2000㏓程。オープンタイプの容器で水切れを起こさないよう用土に水が溜まるぐらいにあげて育てます。
用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
水やり:3日~1週間に一回程。
2022/11/19~
新たにオープンタイプの容器にケゼニゴケを植え付けてあげました。
今度は水が流れるように容器を作成し、夏場の温度が高い時は凍り水を流してあげて温度を下げてみようと思います。
水切れには弱いので、水切れに注意しながら育てていこうと思います。
育成環境:温度24℃~26℃、光量500㏓~2000㏓程。オープンタイプの容器。
用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
水やり:1~2日間に一回程。
2022/11/19~2023/3/7
3~4ヶ月程経ち、雌器托が伸びてきています。
育成環境:温度12℃~26℃、光量500㏓~2000㏓程。オープンタイプの容器。
用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
水やり:1~2日間に一回程。
2023/3/7~2023/9/7
約6ヶ月程経ち、画像がなく大変申し訳ないのですが、水分が蒸発するスピードが思ったより早く植物体が茶色になり枯れてしまいました。
残念ながらこちらのケゼニゴケは諦めて、今後新たにケゼニゴケを育ててみようと思います。
育成環境:温度15℃~31℃、光量500㏓~2000㏓程。オープンタイプの容器。
用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
水やり:1~2日間に一回程。
2024/3/27~
ある程度に分けたケゼニゴケを今度は水切れを起こしにくいように、電動ポンプで水を巡回させるようにしたオープンタイプの容器の上で育てていこうと思います。
育成環境:温度19℃~21℃、光量500㏓~2000㏓程。オープンタイプの容器で育ています。
用土:石。
置き場所:照明等で明るさを確保した場所。
水やり:乾燥した時に水を巡回させます。
葉挿し
ケゼニゴケの葉挿しの情報が少なく、上手く芽が出てくれるかは分かりませんがケゼニゴケの葉挿しを試してみようと思います。
2/28~
ケゼニゴケを1枚、1枚に分けてあげて、水切れを起こさないよう用土に水が溜まるぐらいにあげてオープンタイプの容器で育ててみようと思います。
育成環境:温度10℃~12℃、光量500㏓~2000㏓程。オープンタイプの容器で水切れを起こさないよう用土に水が溜まるぐらいにあげて育てます。
用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
水やり:3日~1週間に一回程。
2/28~5/23
3ヶ月程経ち、葉に少し水分が足りないように感じます。
苔の種類別に一つ、一つに分けていると、水やりにかなりの時間がかかりますので、他の苔と一緒にまとめようと思います。
容器から取り出してあげました。
後は新しい容器に移動させてあげて育てていこうと思います。
育成環境:温度18℃~28℃、光量500㏓~2000㏓程。オープンタイプの容器で水切れを起こさないよう用土に水が溜まるぐらいにあげて育てます。
用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
水やり:3日~1週間に一回程。
5/23~10/11
5ヶ月程経ち、画像がなく申し訳ないのですが、夏の暑さで乾燥し過ぎたのか、茶色になり枯れてしまいました。
残念ながらこちらのケゼニゴケは諦めて、新たにケゼニゴケの栽培に挑戦しようと思います。
育成環境:温度18℃~32℃、光量500㏓~2000㏓程。オープンタイプの容器で水切れを起こさないよう、用土に水が溜まるくらいにあげて育てます。
用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
水やり:3日~1週間に一回程。
石への活着
ケゼニゴケの石への活着方法の情報が少なく、上手く活着してくれるかは分かりませんがケゼニゴケを石へ活着させてみようと思います。
2/28~
ある程度に分けたケゼニゴケを糸等で石に固定してあげます。(モビロンバンド等は伸縮性があるので固定しやすいと思います。)
後はオープンタイプの容器で通気性を良くして、腰水で育ててみようと思います。
育成環境:温度10℃~12℃、光量500㏓~2000㏓程。オープンタイプの容器で腰水で育てます。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
水やり:3日~1週間に一回程(葉水)。腰水の水が減ったら足してあげます。
2/28~3/29
1ヶ月経ち、雌器托が伸びてきています。
育成環境:温度10℃~24℃、光量500㏓~2000㏓程。オープンタイプの容器で腰水で育てます。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
水やり:3日~1週間に一回程(葉水)。腰水の水が減ったら足してあげます。
3/29~10/11
6ヶ月程経ち、画像がなく申し訳ないのですが、夏の暑さで乾燥し過ぎたのか、茶色になり枯れてしまいました。
残念ながらこちらのケゼニゴケは諦めて、新たにケゼニゴケの栽培に挑戦しようと思います。
育成環境:温度18℃~32℃、光量500㏓~2000㏓程。オープンタイプの容器で腰水で育てます。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
水やり:3日~1週間に一回程(葉水)。腰水の水が減ったら足してあげます。
水中化
ケゼニゴケの水中化の情報が少なく、上手く育ってくれるかは分かりませんがケゼニゴケの葉挿しを試してみようと思います。
2/28~
後は水中で育ててみようと思います。
育成環境:水温10℃~12℃、光量500㏓~2000㏓程。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
二酸化炭素添加無し。
2/28~4/5
1ヶ月程経ち、葉が上に伸びてきています。
育成環境:水温10℃~20℃、光量500㏓~2000㏓程。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
二酸化炭素添加無し。
2022/4/5~10/31
6ヶ月程経ち、二酸化炭素の添加が必要なのか葉が消滅してしまいました。
残念ながらこちらのケゼニゴケは諦めて、今度は二酸化炭素を添加してあげ、育ててみようと思います。
育成環境:水温18℃~32℃、光量500㏓~2000㏓程。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
二酸化炭素添加無し。
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