ポリゴナムついて
分類はタデ科イヌタデ属ポリゴナムになります。
そばの花によく似ている、可愛らしいピンク色の花を咲かせる多年草です。
葉は緑色で、秋は紅葉し、V字型に茶色の模様が入っています。
土の上を這うように広がり、夏の乾燥に強い為、グランドカバー等に人気があります。
観賞方法
お庭のグランドカバー等。
原産地
ヒマラヤ。
育て方
ほとんど手間がかからないので、初めてガーデニングを行う方や、時間が取れない人におすすめです。
用土
花壇等の場合は腐葉土に暖効性化成肥料を混ぜ合わせ、水はけの良い環境にしてあげて下さい。
鉢植えの場合、草花専用培養土や、赤玉土(小粒)腐葉土を6:4の割合にして、暖効性化成肥料を混ぜ合わせてあげて下さい。
栽培環境
丈夫な種類であらゆる環境で栽培しやすいです。
日当たりのよい乾燥気味の場所ではよく育ちますが、半日蔭だと葉や花が綺麗に育ちにくいです。
水やり
乾燥に強いので、花壇等に植え付けてあげた場合は、特に水やりは必要ありません。
鉢に植え付けてあげた時は、土の表面が乾いたら水やりをして下さい。
肥料
肥料が多いと花があまり咲かなくなります。
暖効性化成肥料を植え付けの時に混ぜてあげると、後の肥料は特に必要ありません。
植え替え
花壇などに地植えにしている場合は植え替えは必要ありませんが、鉢植え等にしている場合、鉢底から根がでてくると植え替えの目安です。
一回り大きな鉢を準備し、古い根を取り除いてあげ、植え替えてあげます。
越冬
体感温度は-5℃になります。
冬になると上層部が枯れますが、春になるとまた芽が出てきてくれます。
-5℃以上になる場合は鉢植えにし、室内に移動させて下さい。
増やし方
種まき
種まきは4~5月が適期になります。
ポットの中に赤玉土を入れて、種をまき、上から土をかぶせて、水切れを起こさないように注意しながら育てます。
1週間程で発芽し、葉が4~5枚程でてきたら根が伸びているかを確認し、鉢植えや花壇に植え替えてあげます。
植え付け
植え付けの適期は3月中旬頃から5月になります。
苗の周りに土を詰め、固定させてあげ、できるだけ日当たりのよい場所に植え付けて下さい。
株分け
伸びた茎を先端からたどり、根のでている所でカットしてあげます。
カットしてあげたものを、用土に植え付けてあげて下さい。
挿し木
5月~6月が適期になります。
茎を5㎝程にカットし、節目の下についている葉を取り除き、カットした部分を水に浸けてあげます。
数時間水に浸けた後、挿し木用の土に茎を挿してあげます。
直射日光が当たらない明るい日陰で管理し、水切れに注意して下さい。
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