赤鬼城について
分類はベンケイソウ科クラッスラ属赤鬼城(アカオニジョウ)になります。
黄緑色と赤色の配色がとても美しい多肉植物になります。
観賞方法
鉢植え等。
原産地
アフリカ。
育て方
用土
水はけの良い土を好みます。
市販の多肉植物の土やサボテン用の土、赤玉土・腐葉土・軽石を6:2:2の割合で混ぜ合わせたものや赤玉土・日向土・くん炭・ピートモス等を混ぜ合わせたものを使用しましょう。
肥料
肥料の与えすぎは秋~冬かけて紅葉しにくくなるので、緩効性の固形肥料等を一つまみ程、用土に置いてあげましょう。
基本的に肥料はなくても育つのですが、元気がない時・紅葉が染まっていない時等は追肥してあげましょう。
植え替えの際に元肥を与えてあげると、だいたいは上手く成長してくれます。
置き場所
1年を通して日当たりが良く、風通しの良い場所が適しており、暖地だと夏場や冬場も屋外で育てる事もできます。
風通しの悪い場所だと根腐れを起こす原因になるので注意して下さい。
冬場の0℃を下回るような時は室内の日当たりが良い場所に移動させて冬越しをし、夏場は直射日光に当たらないように遮光ネットをかけてあげるか半日蔭で育てられて下さい。
水やり
湿度が高すぎる状態が続くと根腐れを起こす原因になるので、用土の表面が乾燥してからたっぷりと水をあげて下さい。
冬場は乾燥気味に管理し、葉に張りがなくなってきてから水をあげて下さい。
植え替え
適期は3~5月頃か9~10月頃になりますが、秋から冬にかけての紅葉を楽しみたい方は植え替えを行わないようして下さい。
出てくる葉が小さくなったり、下葉が枯れてきたりしたら植え替えのサインで、生育が早いので最低でも1年に1回、場合によっては春と秋の植え替えが必要になる時もあります。
植え替えを行う際は数日間水やりをせず土を乾燥させ、鉢から株を抜き取ってあげます。
古い葉や、茶色に枯れた根を清潔なハサミ等でカットし、2~3日程半日蔭で乾かしてあげて植え付けてあげましょう。
病気・害虫
春から秋にかけてワタムシやカイガラムシが付いて食害されることがあります。
見つけ次第ピンセット等で潰すか、薬剤を散布して駆除しましょう。
増やし方
挿し木
適期は3~5月頃か9~10月頃になります。
親株から出てきた子株を清潔なハサミ等で株元より下辺りをカットしてあげます。
カットした子株は瓶等に立ててあげて切り口を乾燥させて発根させます(1週間程で発根してくれます)。
発根できたら乾いている用土に植え付けてあげ、1週間程経ってから少量ずつ水やりを始めます。
2週間程経ったら徐々に日の当たる場所に移動させていきましょう。
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