コアカミゴケついて
分類は地衣類ハナゴケ科ハナゴケ属コアカミゴケになります。
季節により赤い胞子を付け、とても綺麗で見応えがあります。
観賞方法
苔テラリウム等。
分布
本州、四国、九州、沖縄。
世界各地。
自生地情報
山地~平地の腐植土上や樹幹基部等。
育て方
温度
苔を育てる温度は30℃くらいまでは問題ないと考えられていますが、夏場等は30℃を超えますので、置き場所を調整し、育てられる事をお勧めいたします。
苔テラリウム等、容器で育てられる場合は直射日光が当たらない場所で管理する事で、容器内の気温上昇を抑える事が出来ます。
置き場所
レース越しの窓際等、直射日光が当たらない、涼しい場所で育てられて下さい。( 夏場の暑い時期は、容器内が高温になり蒸れてしまうので、玄関、トイレ等の涼しい場所に移動させて下さい。 )
水やり
苔が乾燥してきたと思われたら、霧吹き等で水をあげて下さい。
葉から水分を吸収しますので、根元だけに水をあげるのではなく、株全体に水を吹きかけて下さい。
夏場等、日中の気温が高い時に水やりをすると蒸れて葉が茶色に変色する恐れがありますので、朝の涼しい時間、夕方に水やりをして下さい。
増やし方
移植法
ある程度に分けたコアカミゴケを用土に軽く埋めてあげ育てます。
育成日記
コアカミゴケをテラリウムや移植法、蒔きゴケ、葉挿し、石へ活着させて育て、経過を観察していこうと思います。
育成の参考になりますと幸いです。
テラリウム
ある程度に分けたコアカミゴケを蓋付きの容器で湿度を保ちながら育ててみようと思います。
2/28~
育成環境:温度10℃~12℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋付きの容器使用。
用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
水やり:3日~1週間に一回程。
換気:1週間に一回、5分程。
2/28~5/23
3ヶ月程経ち、植物体が茶色になってきています。
地衣類は初めて育てるので、季節で色が変わっているのか、環境が合っていないのか判断できないので、暫く育ててみようと思います。
植物の種類別に一つ、一つに分けていると、水やり、換気にかなりの時間がかかりますので、蓋の四隅にシリコン製のシールを貼り、通気性を良くした容器に、他の植物と一緒にまとめようと思います。
容器から取り出してあげました。
後は新しい容器に植え付けてあげて育てていこうと思います。
育成環境:温度18℃~28℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋付きの容器使用。
用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
水やり:1~2週間に一回程。
換気:1~2週間に一回、5分程。
5/23~7/12
1~2ヶ月程経ち、環境を変えたのがいけなかったのか、植物体が茶色になってしまいました。
残念ながらこちらのコアカミゴケは諦めて、今後新たにコアカミゴケのテラリウムに挑戦しようと思います。
育成環境:温度24℃~32℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋付きの容器使用。
用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
水やり:1~2週間に一回程。
換気:1~2週間に一回、5分程。
移植法
ある程度に分けたコアカミゴケを用土に軽く埋めてあげて育ててみようと思います。
2/28~
育成環境:温度10℃~12℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋付きの容器使用。
用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
水やり:3日~1週間に一回程。
換気:1週間に一回、5分程。
2/28~5/25
3ヶ月程経ち、特に変化なく育ってくれているようです。
植物の種類別に一つ、一つに分けていると、水やり、換気にかなりの時間がかかりますので、他の植物と一緒にまとめようと思います。
容器から取り出してあげました。
後は新しい容器に植え付けてあげて育てていこうと思います。
育成環境:温度18℃~29℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋付きの容器使用。
用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
水やり:1~2週間に一回程。
換気:1~2週間に一回、5分程。
5/25~10/3
4ヶ月程経ち、夏の暑さのせいか植物体が茶色になってしまいました。
残念ながらこちらのコアカミゴケは諦めて、今後新たに、湿度、温度管理に気を付けながら育ててみようと思います。
育成環境:温度22℃~32℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋付きの容器使用。
用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
水やり:1~2週間に一回程。
換気:1~2週間に一回、5分程。
葉挿し
コアカミゴケの葉挿しの情報が少なく、上手く芽が出てくれるかは分かりませんがコアカミゴケの葉挿しを試してみようと思います。
2/28~
コアカミゴケを1本、1本に分けてあげて、蓋付きの容器で湿度を保ちながら育ててみようと思います。
育成環境:温度10℃~12℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋付きの容器使用。
用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
水やり:3日~1週間に一回程。
換気:1週間に一回、5分程。
2/28~6/24
4ヶ月程経ちましたが、新芽がでる様子もなく、特に変化がありません。
育成環境:温度18℃~29℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋付きの容器使用。
用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
水やり:1~2週間に一回程。
換気:1~2週間に一回、5分程。
6/24~10/3
3ヶ月程経ち、色が茶色になったのか植物体を見失ってしまいました。
残念ですがこちらのコアカミゴケは諦めて、新たにコアカミゴケの蒔きゴケを試してみようと思います。
育成環境:温度22℃~32℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋付きの容器使用。
用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
水やり:1~2週間に一回程。
換気:1~2週間に一回、5分程。
石への活着
コアカミゴケの石への活着方法の情報が少なく、上手く活着してくれるかは分かりませんがコアカミゴケを石へ活着させてみようと思います。
2/28~
ある程度に分けたコアカミゴケを糸等で石に固定してあげます。(モビロンバンド等は伸縮性があるので固定しやすいと思います。)
後はオープンタイプの容器で通気性を良くして、腰水で育ててみようと思います。
育成環境:温度10℃~12℃、光量500㏓~2000㏓程。オープンタイプの容器で通気性を良くして、腰水で育てます。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
水やり:3日~1週間に一回程(葉水)。腰水の水が減ったら足してあげます。
換気:1週間に一回、5分程。
2/28~6/24
4ヶ月程経ち、色が茶色になってきています。
枯れているようではないので、このままの環境で様子を見ていこうと思います。
育成環境:温度18℃~29℃、光量500㏓~2000㏓程。オープンタイプの容器で通気性を良くして、腰水で育てます。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
水やり:1~2週間に一回程(葉水)。腰水の水が減ったら足してあげます。
換気:1~2週間に一回、5分程。
6/24~9/27
3ヶ月程経ち、茶色がひどくなってしまいました。
おそらく枯れていると判断し、残念ながらこちらのコアカミゴケは諦めて、新たにコアカミゴケの石への活着に挑戦しようと思います。
育成環境:温度22℃~32℃、光量500㏓~2000㏓程。オープンタイプの容器で通気性を良くして、腰水で育てます。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
水やり:1~2週間に一回程(葉水)。腰水の水が減ったら足してあげます。
換気:1~2週間に一回、5分程。
蒔きゴケ
コアカミゴケは苔植物ではないので、蒔きゴケと言っていいのか分かりませんが、蒔きゴケと呼ばせていただきます。
情報が少ないので、上手く芽が出てくれるかは分かりませんがコアカミゴケの蒔きゴケを試してみようと思います。
3/7~
乾燥させたコアカミゴケを細かくカットします。
後は蓋付きの容器で湿度を保ちながら育ててみようと思います。
育成環境:温度16℃~18℃、光量500㏓~2000㏓程。蓋付きの容器使用。
用土:黒土、赤玉土(小粒)、川砂、ピートモス、バーミキュライトを3:2:2:2:1で配合したものを使用。
置き場所:西側の窓際、レース越しの明るい場所。
水やり:3日~1週間に一回程。
換気:1週間に一回、5分程。
3/7~6/24
3ヶ月程経ち、色が茶色になったのか植物体を見失ってしまいました。
残念ですがこちらのコアカミゴケは諦めて、新たにコアカミゴケの蒔きゴケを試してみようと思います。
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