【カニサボテン(カニバサボテン)】育て方・増やし方の方法

カニバサボテンの花の画像です。 サボテン

カニサボテンについて

カニバサボテンの花の画像です。

分類はサボテン科シュルンベルゲラ属カニサボテンになります。

葉の形がカニのハサミのような形をしていることから、カニサボテンと名付けられたそうです。

標高が高く気温の低い場所に自生しているので寒さに強く開花時期は12~3月頃になり、赤・ピンク・オレンジ等の花を咲かせてくれます。

大ぶりで鮮やかな花を咲かせてくれるので、葉だけではなく花の観賞価値も高い植物です。

 

観賞方法

鉢植え等。

 

原産国

ブラジル。

 

 

 

 

育て方

カニバサボテンの花の画像です。

 

用土

市販のサボテン用の培養土や多肉植物の土、シャコバサボテン専用の培養土等。

自分で配合する場合は、赤玉土4・腐葉土3・軽石3を混ぜ合わせたものや赤玉土・腐葉土・鹿沼土を等量配合したもの・ピートモス・バーミキュライト・パーライトを等量配合したものを使用します。

根腐れの予防にくん炭を少量混ぜるのも効果的です。

 

肥料

元気がない時などに水やりの代わりに液体肥料を与えてあげます。

液体肥料を与えるのは4月~6月頃までにし、置き肥をしている場合は7月に取り除くようにしましょう。

 

置き場所

気温が28℃を超えると弱ってしまうので、夏場は風通しの良い涼しい日陰に移動させてあげましょう。

冬場は凍らない場所や暖かい室内で管理するようにし、蕾や花が付いている時は明るい場所で管理しましょう。

環境の変化に過敏な植物なので頻繁な場所の移動は極力控えるようにして下さい。

 

水やり

水の与えすぎは根腐れの原因になる恐れがあるので、夏場は用土の表面が乾いてから水をたっぷりとあげて下さい。

冬場は用土の表面が乾いてから、数日待ってから水を与えて下さい。

 

 

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葉摘み

綺麗な花を咲かせるために葉摘みを行います。

春や秋の気温が10℃以上の日に行うようにし、新芽の生え際から葉3枚分を残し、その先の葉を摘み取ってあげます。

全体のバランスが崩れないように気を付けて葉を摘んでいきましょう。

 

芽摘み

8月~9月頃に新しい葉が付くと花芽が付かなくなってしまう事があるので、この時期に出た新芽はひねって摘み取ってあげます。

芽摘みした後は2週間程水やりを控え、その後通常の管理に戻してください。

 

植え替え・植え付け

適期は4~5月頃になります。

長く同じ鉢で育てていくと根詰まりを起こす可能性があるので、1年~2年程を目安に行って下さい。

植え替えの際は1週間程水を与えずに乾燥させておきます。

一回り大きい新しい鉢に鉢底ネットを敷き鉢底石を入れます。

新しい鉢の3分の1程まで用土を入れ、株を抜き取ってあげて、清潔なハサミ等で傷んでいる根をカットしてあげます。

3分の1程用土を入れた鉢の中央に株を置いてあげて、周りに用土を入れてあげます。

1週間程水やりを控え、その後水をあげて下さい。

 

害虫

梅雨等の湿度が高い時期はナメクジやケムシ、ヨトウムシが付く事があります。

新芽を食べてしまう為、見つけ次第割りばし等で駆除するようにしましょう。

 

 

 

 

増やし方

カニバサボテンの花の画像です。

 

挿し葉

4月~7月頃が適期になります。

しおれていない元気な葉を選んで、茎節を2節程に切り取って用土に挿してあげます。

数日すると新芽が生え新しい苗として育てる事が出来ます。

 

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